【鬼滅の刃】炎/LiSAを徹底考察!歌詞コードアレンジ分析!【無限列車編主題歌】

この記事は

  • 鬼滅の刃 無限列車編の主題歌が知りたい
  • 歌詞の考察が読みたい
  • 楽曲の構成が知りたい

方に向けて書いています。

 

 

鬼滅の刃 無限列車編 主題歌

 

今年も人気が爆発している鬼滅の刃の映画が公開されました。

アニメ制作会社は、TVシリーズ同様のFateなどで有名なUfotable。

 

TVシリーズでもヒノカミ神楽のヌルヌル舞う動きや、

火の呼吸で鬼の首を切る描写など、ダイナミックかつ繊細なアニメーションを作り上げる素晴らしい制作会社です。

 

物語はTVシリーズの続編である、無限列車編です。

 

今回は、鬼を倒す鬼殺隊の頂点である「柱」と呼ばれるメンバーの中の「炎柱」である煉獄杏寿郎がフィーチャーされており、

TVシリーズから楽曲を担当されているLiSAさんの主題歌も「炎 -HOMURA-」となっています。

 

この炎はいったいどういった曲なのでしょうか?

詳しく分析していきたいと思います。

 

※本記事は、「鬼滅の刃 無限列車編」のネタバレを含みます。ご注意ください。

 

 

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炎/LiSAの歌詞

 

まず、歌詞が作曲の梶浦さんと歌い手のLiSAの共作となっています。

想像するに、作曲の段階で載せたい言葉を梶浦さんがある程度決めていたのではないかと思います。

 

それに合わせてLiSAさんが言葉を紡いで、2〜3稿で完成させたのではないでしょうか。

 

さよなら ありがとう 声の限り
悲しみよりもっと大事なこと
去りゆく背中に伝えたくて
ぬくもりと痛みに間に合うように

炎/梶浦由記・LiSA

冒頭より、この映画のエンディングを彷彿とさせる歌詞です。

 

この映画で、煉獄杏寿郎は十二鬼月である、上弦の三である猗窩座に胸を突き刺され死亡します。

戦いの後、少し訪れた最期のとき。

 

炭治郎が杏寿郎に伝えたかったこと。

けして敗北ではないということ。勝利であったこと。

 

教えてくれた様々なことをに対する感謝を、杏寿郎のぬくもりや意識のあるうちに伝えたい。

そんな思いが伝わります。

 

 

このまま続くと思っていた
僕らの明日を描いていた
呼び合っていた光がまだ
胸の奥に熱いのに

炎/梶浦由記・LiSA

これから柱になるために、杏寿郎に教えてもらうべきことがまだまだたくさんあるのに。

思い描いていたこれからの日々を想像し、互いを呼び合う超えや魂の響きもまだ心の中で鳴っているのに。

 

こんなにも早い別れになるとは想像できなかった。

そんな炭治郎の思いを感じ取ることができます。

 

 

僕たちは燃え盛る旅の途中で出会い
手を取りそして離した 未来のために
夢が一つ叶うたび 僕は君を想うだろう
強くなりたいと願い 泣いた 決意を餞(はなむけ)に

炎/梶浦由記・LiSA

サビです。

主題となる部分で、リフレインする場所であるため、この部分がこの曲で最も伝えたい部分となります。

 

したがってここは、それまでのような映画の描写というよりも、

 

  • 鬼滅の刃の世界観そのものを
  • 炎に例えて

 

表現していると解釈します。

 

「僕たち」というのは、鬼殺隊でしょう。

「燃え盛る」というワードで煉獄杏寿郎をフィーチャーさせつつ、

人の命が失われていく殺伐とした世界、鬼のいる虚しく悲しい世界をうまく表現しています。

 

「手を取り離す」は出会いと別れの比喩ですね。死するものへの別れの言葉です。

それでも、この世が鬼のいない世界に近づくたびにあなたを想う。

 

守ることができなかった自分の無力さを思い出しながら。

 

最後の「餞」は「はなむけ」で、

 

「旅に出る人などに贈るもの」です。

旅に出る=死する者でしょうね。

 

 

懐かしい思いに囚われたり
残酷な世界に泣き叫んで
大人になるほど増えて行く
もう何一つだって失いたくない

炎/梶浦由記・LiSA

今回は無限列車編ということで、夢の世界が描かれています、

 

炭治郎も血鬼術にかかり、家族が生きている夢の世界でしばらく生活をすることになります。

しかし、あるときそれが夢であることに気づき、現実世界に戻る術を探し始めるのです。

 

本当は戻りたくない。

本当の世界のほうが残酷で、失うばかりの世界なのに。

 

でも戻らなければならない。

まだ、守るべきものがその世界にはいるから。

 

 

悲しみに飲まれ落ちてしまえば
痛みを感じなくなるけれど
君の言葉 君の願い
僕は守りぬくと誓ったんだ

炎/梶浦由記・LiSA

 

つらい現実から逃げてしまえば、悲しみも感じることはない。

 

それでも、炭治郎には守らなければならない人(禰豆子)がいます。

彼女を人間に戻すこと、鬼のない世界を実現すること。

 

そのために、立ち上がらなければならない。

 

 

音を立てて崩れ落ちて行く
一つだけの
かけがえのない世界

炎/梶浦由記・LiSA

ここは歌詞だけみると、大事なものが崩れ落ちていくというように見えます。

 

ここは炭治郎が現実の世界に戻る描写と解釈しました。

夢の世界(家族が生きている世界)から現実に戻る方法。

 

それは自決でした。

炭治郎は現実世界に戻るために何度も自決をし、その度に理想の世界とお別れをするのでした。

 

 

手を伸ばし抱きしめた激しい光の束
輝いて消えてった 未来のために
託された幸せと 約束を超えて行く
振り返らずに進むから
前だけ向いて叫ぶから
心に炎を灯して
遠い未来まで・・・

炎/梶浦由記・LiSA

 

再びサビです。

なんと歌詞がリフレインしていないのです。

 

最初のサビと全く違う歌詞。

つまり、1サビと大サビでは

 

  • 伝えたいことが全く異なる
  • 視点が異なる

 

可能性があります。

 

映画から想像できるのは、お館様視点。

 

お館様が鬼殺隊で散っていった者たちの墓参りをするシーンがあります。

「激しい光の束」はこれまでの鬼殺隊のメンバーを例えている気がしました。

 

「輝いて消えてった未来」というのは散ったメンバーでしょう。

その仲間達が得るはずだった幸せや約束の、その先へ進むために。

 

「前だけ向いて叫ぶから」という部分で、現在のメンバーである炭治郎の「たたかえー!」と叫ぶ描写がイメージできます。

「心に炎を灯して」という部分から火の呼吸の描写も想像できますね。

 

今回の映画で上弦の鬼の絶望的な強さを痛感させられた鬼殺隊。

「遠い未来」というワードで、鬼のいない世界を実現することの困難さを認識したことでしょう。

 

それでも、振り返らず、前だけ向いていかなければならない。

残されたものの覚悟とともに、エンディングとなります。

 

 

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記事を読んでいたら、もう一度観たくなってきてしまいました。
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ギターサウンド

 

ハムバッキング

荒廃した世界感を感じさせるクランチギターと、Bメロからゴンゴン刻まれる深めなディストーションが特徴的です。

 

こういったサウンドを作りたい場合は、レスポールなどのハムバッキングを搭載したギターがオススメです。

ストラトキャスターやテレキャスターなどのシングルコイルピックアップよりも音が太く、ノイズが少ないディストーションサウンドを作ることができます。

 

ただし、炎を聴くとそこまで太いサウンドでもないため、

レスポールのようなマホガニー材を使ったギターよりも、よりストラトライクなアルダー材を使ったギターのほうがいいかもしれません。

 

簡単に言えば、ハムバッキングを搭載したストラトタイプ(HSS)が理想だと思います。

 

歪みは2種類

イントロから聴けるようなクランチサウンドと、Bメロから入ってくるようなゴンゴンいうリードサウンドを使う必要がありそうです。

エフェクターで演奏する場合は、VOXのCOPPERHEAD DRIVEあたりがおすすめです。

 

 

 

Marshall的なキャラクターの歪みで、ギター本体のボリュームを絞ることでイントロのようなクランチから、Bメロから入ってくるリードの歪みまでカバーできるでしょう。

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楽曲構成

 

全体

Temp 76
Key Bm→Dm→C#m→Em,Gm(Bridge)
歌の音域 1.5オクターブ
Aメロ(Verse) 4bar+4bar
Bメロ(Prechorus) 4bar+4bar
サビ(Chorus) (2+2)bar+4bar+(1bar)

最近の曲にしてはテンポがゆっくりです。

ここまでスローテンポなのはJ-POPでは久々聴きました。

 

かつ、Aメロからサビに向けて2度転調されます。

スローテンポな分、聴き手を飽きさせない工夫がしっかり施されています。

 

転調による場面転換もうまくされていますね。

 

 

Aメロ(Verse)

 

 

メロディー

以下のマイナーペンタトニックを軸に構成されています。

  • B minor pentatonic + T9
  • E minor pentatonic + T9

 

コード

よくサビでも使われる名曲王道コード進行です。メジャーキー的にはVIm-IV-V-Iという動き。(マイナーキーだとIm-♭VI-♭VII-♭III)

最後だけImに解決してバンドインします。

 

その他

  • ピアノコード打ちのばし
  • 打ち込みドラム(バスドラム、パーカッション)
  • ギター単音カッティング
  • シンセ(PAD系)

 

Bメロ(PreChorus)

 

 

メロディー

こちらもやはりBとEのminor pentaからできています。

どちらもBナチュラルマイナースケール上の音なので自然な流れですが、後半4小節は転調をするため、

新たにD minor pentatonic + T9が登場します。

 

コード

前半Bmへ解決するドミナント・モーション(C#m7sus4-F#7-Bm)が出てきます。

その後D/Aへ下がり、再びGに戻ると思いきやここでGmにコードが変わります。

 

Gmはその後のコードの流れから、Dmへ転調したと解釈します。

その後鮮やかにルートの動きが半音ずつ上昇(♭VI-VIdim-♭VII-V/VII)しサビへ突入します。

メジャーキーからみるとIV-#IVdim-V-III/♭VIです。盛り上がりポイントですね。

 

その他

  • 生ドラム
  • ストリングス
  • ギターパワーコードミュート

 

 

サビ(Chorus)

 

 

メロディー

サビになるとKey=C#mになります。

使われている音階は、

  • C# minor pentatonic +T9
  • F# minor pentatonic + T9

となります。

途中コードがG#7のときだけCナチュラルも出てきますが、これはG#7コードトーンによるベンディングと解釈します。

 

コード

Im-♭VI-♭VII-♭IIIは王道のコード進行です。(メジャーキーからみるとVIm-IV-V-I)

G#7はC#mに解決するためのドミナントで、かつ後半コードが頻繁に変わる部分では、D#m7-5-G#7-C#mというマイナーのドミナントモーションが出てきます。これも王道です。

ドミナント→トニックマイナーに戻る動きは、不安定→安定となるため、人々はここで心揺さぶられます。

 

感動させたいときは、ドミナント・モーション。と覚えておくといいと思います。

 

 

特筆すべき点

2サビがあると思いきや、そこから間奏および展開へ突入します。

しかもまたそこで調が変わるのです。

 

Interlude1

 

サビのようにC#mキーに変わるのではなく、Key=Emに転調します。

Voのoh〜でメロディーが入っていますが、解析したところAおよびEのminor pentatonic + T9でした。

Bridge

 

展開です。

Interlude1からの進行を繰り返すかと思いきや、Key=Gmに転調します。

その後Key=Emに戻るために、G majorまたはE minorともとれるGコードで一旦終始します。

 

 

Interlude2

 

Interlude2で再びEmに戻り大サビへの接続としてEコードのVであるBを打って、そしてサビのC#mキーへ偽終止します。

BはKey=C#mにおける♭VIIであるため、両調性間のドッペルコードと言えるでしょう。

 

一曲の中でこんなに転調する曲、初めてみましたw

(ラリー・カールトンのRoom335みたい。)

 

  • ドレミを聴かせるのか?
  • ドレメを聴かせるのか?

 

この2つの選択で使われる調とスケールを行き来することで、様々な描写転換をします。

まさにプロの技です。

 

 

総合芸術を楽しもう

 

のおとさん
やっぱり楽曲を改めて聴いていたらもう一度観たくなっちゃいました。
くどしゅん
わかる!アニメや映画の曲と映像は、本当に総合芸術だよね!
心揺さぶってくれた方々に本当に感謝!

 

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カテゴライズ

この曲みたいなものが欲しいとき、自分ならなんてオーダーするだろうか。

 

マイナー調スローテンポのロックバラード。

スローテンポながら飽きさせない展開(転調)で引き込む曲

 

としてオーダーするでしょうか?

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

最近めずらしいスローテンポなロックバラッドです。

速い曲ばかりが蔓延するJ-POPシーンではありますが、映画の余韻という意味ではこういったスローテンポも十分聴いてもらえます。

 

かつ、スローテンポだからこそ転調をうまく使い、飽きさせない作りとなり、

かつ2コーラスに入る前に本の調に戻るので、描写の転換としてもうまく機能しています。

 

LiSAさんの紅白出場が決まり、まだまだ鬼滅の刃ブームは続きそうです。

今後の映像化も期待して待ちましょう。

 

 

くどしゅん
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