Dropboxが同期できない!「セキュリティで保護されたインターネット接続を確立できません」の原因はカスペルスキー!

 

2020年12月に本記事にアクセスが急増しています。
原因はESET Internet Security、またはその他のセキュリティーソフトによるもののようです。HTTPSの通信をチェックしなように設定することで回避可能です。現在最新版のカスペルスキーでは本記事の設定は不要で問題なくDropboxに同期できます。

 

 

 

2018/7 Macのアップデートを適用したら

 

ある日Macのセキュリティーパッチを適用した際にDropboxが同期できなくなる現象が発生しました。

 

 

「セキュリティで保護されたインターネット接続を確立できません」
というメッセージが表示されて同期が全く行われないのです。

 

むむーん、どうしたものかといろいろ調べた結果、
どうやらアップデートしたことによりカスペルスキーが悪さをしているということがわかりました。


 

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SSL暗号化

これまではインターネットのプロトコルとしてhttp://みたいなアドレスだったと思うんですけど。

 

実はこのURLはあまりセキュアではありません。
なので昨今はどのサイトもSSL暗号化が必須と言われています。
(当サイトは既にSSL暗号化済みです。)

 

SSL暗号化すると、URLはhttps://で始まるようになり、
ひと目でサイトがセキュアであることがわかります。

 

どうやらDropboxはファイルの同期にまだhttpプロトコルを利用しているんでしょうね。

 

なのでカスペルスキーに怒られる結果となったわけです。

 

 

同期できなくなった問題の解決法

 

カスペルスキーをお使いの場合は、以下の手順でDropboxの同期が行われるようになります。

 

カスペルスキーの環境設定

mac OSのメニューバーからカスペルスキーのアイコンをクリックして、「環境設定」をクリックします。

 

 

 

プロテクションタブ

プロテクションのタブから、「安全な接続(HTTPS)をチェックする」にチェックが入っている状態かと思います。
これを外すことにより再びDropboxで同期が行われます。

 

 

 

 

注意!!

 

カスペルスキーは堅牢すぎるという声もあるウイルス対策ソフトではありますが、

それでも今回の手順は少なからずmacのセキュリティーレベルを下げるものです。

 

あなたが十分なIT知識をお持ちであれば、外してしまっても問題無い部分かもしれませんが、

くれぐれも自己責任で実施ください。

 

本来であればDropbox側にてアプリ対応してもらうのを待つのが一番よいです。

 

 

 

くどしゅん
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