この記事は、
- 最速で歌が上手くなりたい
- いいボイストレーナーを探している
- ボイトレをしても一向に上達しない
- 家でできる練習法を知りたい
- カラオケの点数を上げたい
- バンドでボーカルをやりたい
という方に向けて書いています。
ボイストレーナーが教えてくれない歌が上手くなる秘訣
まず、ボイストレーナーっていうのは、声の出し方を教えてくれるところなんですよね。
なので、通い始めると、地声と裏声を鍛えるようなトレーニングを行っていくんです。
腹式呼吸のやり方とかも。
これで正しい声の出し方、真っ直ぐな声の出し方、ビブラートの仕方などは学べると思うんです。
でも、それでも一向に歌が上手くならない。カラオケの点数が上がらない。。
それ、なんでだと思いますか?
それは、上記のことをする前にすべきことができていないからです。
なぜアカペラだと上手く聞こえるのか
歌が上手くなりたい。今は下手くそだけど。。
と思っているあなたでも、アカペラで歌ってみてください。
たぶん全然下手じゃないと思います。
でも、カラオケだと点数が低い。
それ、多くのミュージシャンが最初に行うことができていないからなんです。
多くのミュージシャンが最初に行っていて、あなたにできていないこと。
それはチューニングです。
あなたが「ド」だと思って出した声は本当に「ド」でしょうか?
あなたが「ソ」だと思って出した声は本当に「ソ」でしょうか?
この図をちょっとみてみてください。
カラオケにはキーがあって、正しい歌の音程が決まっています。
そのガイドや伴奏を聴いてあなたは脳で狙った音をイメージして発声します。
でも仮にそれがズレていたら。。
全部の音が外れているわけですから、点数が下がるわけです。
(私の癖は高音になるほどズレが大きくなる傾向がありました。)
じゃあこれに伴奏がなかったら。。
アカペラの場合、他に比較する音がメロディー以外にありませんので、脳内補正されて合っているように聞こえる。
ということになるわけです。
そんなズレているわけがない!と思うかもしれません。
本当でしょうか?
もちろん幼少期からピアノなど音楽に触れていた方はそのチューニングが合っていることもあります。
(親御さんに感謝しましょう。)
でも多くの場合そうではありません。
半音から一音ズレている人って結構いますよ。
だって僕がそうでしたから。
そう、20年ギターをやっている僕ですらズレがあったのです。
半音から一音くらいなら大丈夫ですが、これがもっと広がるといわゆる音痴ってやつになるわけです。
当サイトでは、自分の発声する声の音程を識別する力を、
発声音認識力
と呼ぶことにします。
最速で歌が上手くなる方法
したがって、あなたが歌がうまくなりたいと思ったときにすべきことは、
ボイストレーニングに通うことでもなく、
小節やビブラートを磨くことではなく、
好きな歌を歌いまくることではなく、
発声音識別力を矯正すること
が重要なんです。
こんなのは誰も教えてくれません。
自分で根気よくやっていくしかないんです。
でも、安心してください。
僕がやってきたこの方法なら、最速1年でチューニングが合うと思います。
でも毎日やらないとダメですよ。
発声音認識力を正すオススメの練習法
さて発声音認識力を矯正する具体的な方法です。
まず、これ買ってください。
それと、騒音事情も考えてこれも。
ボーカルトレーナーには、日々行うべきボイストレーニングデータが入っていますので、
これに合わせて発声練習をします。
そのとき、しっかりチューナーで音を確認します。
まあやってみると、すごいフラットしてて驚きます。
人間の認識能力なんてこんなもんなんです。
これを正しい音程が出るように毎日トレーニングしていくんです。
最初はなかなか修正できませんが、
日々やっていると音程をコントロールする輪状甲状筋も鍛えられれ、微妙な#、♭のコントロールが可能になってきます。
長年の癖というのはなかなか直らないもので、毎日やって1年はやはりかかると思います。
ですが、これが最速です。
同時に、他のボイストレーニングもやってみて音程確認してみるとよいでしょう。
チューニングができれば、ビブラートができなくても、小節を効かせられなくてもこの程度は歌えるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これを実践すれば、一年後か二年後には確実に
「あの人は歌が上手い」と言われるようになります。
カラオケの点数も飛躍的に上がるでしょう。
そのために、今日もトレーニングを。
その日その日を人生最高傑作にしよう by ジョン・ウッデン