この記事は
- 長年音痴に悩んでいる
- 人前でカラオケが歌えるようになりたい
- 誰にも言えないので教室にも通えず困っている
という方に向けて書いています。
音痴について
そもそも音痴とは何なのか?
それは、「正しい音程からズレてしまっている声を発声してしまっている状態」をいいます。
歌がうまい要素には、リズムだったり抑揚だったり、様々な要因がありますが、音程というのは一番重要なものです。
で、これがズレていることが音痴なのですが、プロではない限り誰だって少なからずズレているはずなんですよね。
問題は「その程度/加減」だと思います。
音痴だと言われている人は、正しい音から2音〜3音以上の音が外れている人と定義してみます。
音痴は病気なのか
では音痴とは病気なのか?
これについては、一部の脳の病気が要因になることはあるものの、大多数が病気ではないと言われています。
病気ではないということは、「治す」ではなく「直す」ですね。
そう、人間誰しも最初からうまくできる人などいないのです。
幼少の頃から音楽に触れていた人はみな、トレーニングによってこの音程の矯正作業が完了しているだけです。
つまり、あなただってトレーニングをすれば音痴を直していくことは可能なんです。
ボイストレーニングでは音痴は直らない
で、歌がうまくなりたいとしてボイストレーニングに通う人は結構いるんですが、
音痴を直すためにはボイストレーニングはあまり有効ではありません。
もちろん、音痴を矯正するようなことを専門にしているスクールであれば有効です。
しかし、多くのボイストレーニングは、
正しい声の出し方を教える
ことが主眼なんですね。
発声している音と出したい音の合致
を目的とはしていないのです。
あなたを音痴を直す、いわば発声音認識力を鍛えるようなトレーニングはしてくれません。
音痴を治す方法
では、どういったトレーニングをすれば音痴は直るのでしょう。
これについては、こちらの関連記事にまとめさせていただきました。
このトレーニングをすればあなたの音痴も、確実に直ります。
しかしながら、身体の癖というはなかなか取れづらいもので、矯正には最低でも1年はかかると思ってください。
最初は、自分の音程と正しい音程の差にびっくりしてしまうかもしれません。
また、どんなに喉を調節してみても正しい音程にならないかもしれません。
それでも毎日やってください。
やっていると、だんだんと輪状甲状筋という筋肉が育ちます。それは、音程を左右する筋肉です。
この筋肉が育ってくれば、筋肉での音程修正ができるようになってきます。
それにより、正しい音の方向へ引っ張るように毎日トレーニングしていくことで、
少しずつあなたの発声音認識力は確実によくなっていきます。。
きっとその1年で、何度か挫折してしまうかもしれません。
それでも、このトレーニングを毎日やってください。
このトレーニングでびっちり音程が合うようになると、あなたがリズム音痴でもない限り「歌が上手い」と言われるようになるでしょう。