この記事は
- 歌が上手くなりたい
- ボイストレーニングに通っているけど上手くならない
- カラオケの点数が上がらない
方に向けて書いています。
歌が上手くなる方法とは
歌が上手くなりたい。カラオケの点数を上げたい。
と思ってボイストレーニングに通う人は多いと思います。
でも、全然効果現れなくないですか?
というのも、歌が上手くなる要素って、たくさんあって。
声の質だったり、小節とかの技だったり。フェイクだったり。
ボイストレーニングの人が教えてくれるのは、
- 正しい声の出し方
- 閉鎖筋、輪状甲状筋の鍛え方
なんですよね。
それだけじゃあ歌は上手くなりません。
「この人歌上手いなぁ」と思わせる最大の要素がトレーニングできていないからです。
それは発声音識別力です。
発声音識別力については↓の記事に書いています。
発声音識別力というチューニングが整ったのちに、音程の上下運動することで歌は上手くなっていくのです。
ではいったい、どのようなトレーニングをすれば効率よく上手くなれるでしょうか?
歌い手に音楽理論は必要ないけど
通常歌い手さんは、他の楽器のようにコード理論などを詳しく勉強することはないでしょう。
しかしながら、歌が上手くなるためには少し知っておいたほうがよいです。
カラオケで歌う場合、伴奏が流れていますが、そのコードに注目してみましょう。
出典:リットーミュージック
C△7、Dm7、Em7。。。
たくさんのコードがありますが、注目してほしいのが3つあります。
トニック、サブドミナント、ドミナントを知る
その3つというのが、
- トニック
- サブドミナント
- ドミナント
です。
Key=C(落ち着く音がド)でいうと、
- トニック:C△7 (ドミソティ)
- サブドミナント:F△7(ファラドミ)
- ドミナント:G7(ソティレファ)
となります。
なぜこの3つが重要かというと、世の中のコードの大半がこの三種類に分類されるからです。
例えばDm7というコードは、レファラドという構成音ですが、ほとんどサブドミナントといっしょです。
例えばAm7も、ラドミソということでトニックとほとんどいっしょなんです。
そう、世の中の音楽のコードのほとんどが、この3種類に集約できるのです。
効率のよいトレーニング方法
であれば、この3つのコードのときによく使われるメロディーをあらゆるキーで正確に歌えるようになれば、
統計的にあなたはどんな歌でも正しい音程で歌える=歌が上手くなる
ということになるのです。
で、実際どういうトレーニングをしてみたらよいでしょうか?
それについては、トニックについてやってみた記事がありますので、参考にしてみてください。
自宅のトレーニングおすすめアイテム
自宅での歌のトレーニングは、マンションなどだと大変ですよね。
ミュートマイクやisovoxがあれば隣人に気にせずトレーニングすることができます。
発声音識別力を鍛えるならコレ↓↓↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は誰も教えてくれない歌が上手くなる方法を考察してみました。
発声音識別力を矯正し、トニック、サブドミナント、ドミナントの音程の動きの型をある程度正確に歌えるようになれば、確実に歌唱力は上がりますし、
初めて歌う歌にも強くなることができます。
サブドミナントとドミナントの音程の動きの癖も研究してみたいですね。
それはまた別の機会に。