速読に興味があった
くどしゅんは鼻炎持ちだったので、座って何かに集中するのが苦手で
座学が大嫌いだったのですが、昨年手術をして鼻が通るようになってから読書が大好きになりました。
でも、楽器の練習もしなければならないし、ブログも更新しないといけないし、
ロングスリーパーだし、これじゃあ時間がいくらあっても足りない!!
と困っていたのです。
そんなとき出会ったのがこの本でした。
速読は誰にでもできる
著者は速読日本一になった方ですが、この著者自体も読書が大嫌いだったと話しています。
しかし、それが後に速読日本一になってしまったということは
誰にでも速読はできることの裏付けでもあります。
とくに日本人は音読する習慣がついてしまっているので、
まずそれから取り除いていけばあなたにだって速読ができるようになるのです。
たくさん本を読む人の読み方
池上彰さんとかもたくさん読書をする人ですよね。
また、一流のビジネスパーソンはみな読書が大好きで、かつかなりのハイペースで読書をしています。
彼らはどのように本を読んでいるのか?
そのヒントがトップの画像にあります。
それは、
忘れる前提で読む
ということだと思います。
日本人の悪い習慣で、本を初めから読んでいく癖があります。
これは学校教育が悪い部分もあります。
テストは教科書に書いてあることが出ますからね。
しかし、大人の読書は「欲しい情報を得て、いらない情報を捨てていく」
という読み方をしなければならないのです。
したがって初めから読む必要もないし、すべてを覚える必要もありません。
ていうか覚えることも不可能です。
読書で大事なのは閃き
大人の読書は、その本によっていかに気づきを得て実生活に役立てていくかです。
したがって、内容よりも閃きが大事だと著者は語ります。
また、一流のビジネスマンはそういった読書の仕方ゆえに
読む度に感想が変わる
とも説明しています。
とはいえ速読で内容が入らなければ意味がありません。
なので、著者はこれまで1冊読む時間をかけていた時間で3回読むことを推奨しています。
どうせ忘れるなら速く、三回読むほうが身になる
実験では、速読など人間はできないという結果が出ているそうです。
しかしながらゆっくり読んでも忘れてしまうのが人間です。
ならば、シナプスが繋げられる速読技術で同じ時間に3回読むほうがよい。
これがこの著者の結論であり、とても納得させられます。
シナプスを繋げるには
ではどうやってシナプスを繋げるか。
これは読書に対する姿勢になってきますが、
本×環境×経験
を意識するといいようです。
読むながら、「自分はこういう経験をしたからこの文章を読んだときにこう思ったんだな」
みたいなことを意識していくことで身になる速読になるのだそうです。
また、紙に書き出したり、ブログやSNSにアウトプットすることも大事だそうです。
置かれた感情や経験値も、そのタイミングで異なるため
読む度に気づきや感想も変わるということですね。
毎度新しい気付きや閃きが得られるのが良著になるということです。
僕がやってみた感じ
くどしゅんはこの本を音読せず、1行1秒で読んでみました。
まだ2回しか読んでいませんが、これだけのレビュー文が書けています。
また、専門書や小説ではなく自己啓発本であるため、読みやすいことも要因だと思いますが
トレーニングを続ければそれらの本でも十分速読しつつ頭に入れることは可能だと思いました。
(小説など、細かな描写や感動部分についてはゆっくり読んだほうがいいと思います。)
まとめ
まだまだ速読トレーニングをしなければ、ものにはならないかもしれませんが、
具体的な方法もしっかり書かれていますので、継続していくことで確実に速読を身につけることができると思いました。
ちょうど仕事で読書に関する話題になったときに
するっとこの本の感想が出てきたので、速読でもちゃんと必要な情報を閃きは得られているんだとも感じています。
ただ、本でも書いているのは
大事なのは、速読や本によってどう社会に貢献できるか
ということがまだできていないと思っています。
こういったブログなどにどんどんレビューを書いて、誰かの役に立つような仕事をしていきたいと思います。