この記事は
- ポストコロナの日本はどうなっていくか?
- 働き方やライフスタイルはどうなっていくか知りたい
方に向けて書いています。
目下テレワーク主体
筆者は音楽活動をしつつも、日中は社内インフラをみるITエンジニアとして働いています。
現在は首都圏に緊急事態宣言が発令していて、職場にはまるで行っていません。
家ですべての業務を行うことができ、行く必要が皆無です。
夏の間、緊急事態宣言が解除されていた時期も、週一の出社義務のみであったため、
2020年の3月からほとんど職場には行かない一年を過ごしています。
おそらくほかの一部上場企業の社員も、どうしても行かなければできない仕事がない限り、在宅推奨となっていることでしょう。
音楽の現場仕事の人には、支援金は支給されていないため、
仲間内からは「給料が下がり、その代わり副業が解禁した」という話も聞いています。
確かに、UberEatsをみかける機会はビフォーコロナより格段に増えました。
テレワークをしてわかったこと
テレワーク主体になって、職場に行くことが減り、上記のような生活に関わる危機に直面している方には申し訳ないのですが、筆者自身はとても快適な毎日を過ごしています。
(ミュージシャンではなくサラリーマンを選んだことを初めてよかったと思った。)
筆者が内向型であることがその大きな要因ではありますが、
この記事は 内向型で生きづらいと感じている 人と自分の違いに辟易している 自分らしい生き方を模索している 方に向けて書いています。 内向型に気づく もしあなたが今現在、この世の中を[…]
それを除いても多くの人に以下のようなメリットがあったのではないでしょうか?
通勤時間の削減
一日の中で、これほど無駄な時間があるでしょうか?
筆者の場合、一日往復で2時間強かけて職場に通っていました。
しかも、満員の電車でです。
日本人はなんて無駄な時間を過ごしていたんでしょうか?ギュウギュウの箱の中で。
そりゃ世界から後進国扱いになるわけです。
この時間がまるっとなくなることは、まさに日本の夜明けだったかもしれません。
無駄な会議の淘汰
職場で行われている会議の9割が無駄だったことに人類は気づきました。
実は筆者はビフォーコロナ時代からその考えがあって、会議に出たとしてもほぼ話は聞いていませんでした。
一般サラリーマンというのはコミュニケーションスキルがあるようで、まるでない人が多いです。
「ものを伝える」ことの本質を理解できていないので、会話が冗長的。
で齟齬が発生して、言った言わないの無駄な時間がまた発生するのです。
そもそも、多くの人は「人と会って話をすることが楽しいこと」と思い込んでいるし、
義務教育からそれを叩き込まれています。
しかしながらコロナのおかげで、それがどうやらそうでもない可能性もある。ということが判明してしまったんですね。
睡眠時間の確保
個人的に社会人というか子供の頃から悩んでいた日中の眠気から開放されました。
食後高血糖とか、ナルコレプシーとか鬱とか、様々な原因を探しましたが何十年も解決できず。
ところが在宅勤務によって、睡眠時間がしっかり確保できるようになり、原因が単に寝不足だったことがわかりました。
ちなみに筆者はロングスリーパーであり、一日に9〜11時間は睡眠の時間が必要なようです。
内向型の人はロングなことが多いように思います。
やりたいことする時間の確保
通勤時間が削減されることで、一日の中で自由な時間が増えました。
在宅であるが故に、休日に荷物を受け取ったりする必要もなく、ちょっとした来客や家事もいつでもできるため、
やりたいことをやる時間を確保することができたのです。
コロナを機に何か新しい趣味などを始めた方もいるのではないでしょうか?
テレワークの個人的デメリット
ではテレワークのデメリットが果たしてあるのか?という部分です。
電気代がかかる
個人的に多くの人がこれに悩んでいます。
交通費の代わりとして会社から支給されているところもあるようですが、とくに夏冬は空調代をまかなえる額ではない場合が多いようです。
運動不足
出社していた頃は、最低でも一日1万歩ほどは歩いていました。
それが在宅になると、まあ運動しません。歩きません。
体重を管理することが難しくなり、太ったというかたも多いですね。
筆者は在宅にしてからの散歩のルーチンを入れるようにしたため、通勤時間の歩数をなんとか確保するようにしています。
読書時間がない
個人的に一番のデメリットです。
今まで通勤時間中に確保できていた読書の時間を在宅で行うのが難しいのです。
いやいつだって読めるじゃないかと思われがちですが、どうにも家にいるときに本は読まないのです。
読書時間が減るというのは、
- 新しい考え方のインストール
- 思考する時間
が減るということなので、クリエイティビティーに影響が出ます。
ポストコロナのニューノーマルを考える
では、ぼちぼちワクチンの接種も開始され、ポストコロナになった場合。
どのようなワーク/ライフスタイルになり、どのように対応していけば理想か。
それを少し考えてみたいと思います。
週半分在宅
今回の1年以上にわたるコロナ禍で、オフィスを縮小化した企業が多数あります。
つまり、全員出社させるキャパを持ち合わせないのが普通となります。
その分、コワーキングスペースや在宅という選択肢が今後も残り続けていくことが予想されます。
筆者の予測では、週の半分は在宅勤務が今後も継続すると思っています。
っていうかそうであるべきとの思いが強いですね。
週休三日、四日
これも現実味が帯びてきましたね。
これまでより多様な働き方ができるかもしれません。
週5日働いていた方には、1日営業日が減るだけと考えがちですが、
週4日しか時間が割けない人にしてみれば働く余地ができたことになります。
企業にしてみれば、コストカットになりますし、
より専門的、優秀なスタッフを揃えることが可能になります。
給料が減ることも十分考えられますが、
それにより次項のデュアルワークもしやすくなるんじゃないでしょうか?
筆者はこれで作家になれないかと日々模索しています。
デュアルワーク
今回のことで、あらゆる人がある日急に職を失いかねないことがわかりました。
どんな職業であっても、これからはひとつの組織だけに所属していることは非常に危険であることが判明してしまったのです。
ならば人はどうするでしょうか?
今の食いぶちの他にできることを始めるはずです。
それがこれまではコソコソ行うものだったかもしれませんが、
これからは企業も容認、デュアルワークが当たり前という時代になるでしょう。
そのために必要なのは、「学びの継続」です。サステナブルです。(最近よく聞くでしょ?)
これをやめた時点で、日本で生きていくことが難しくなっていきます。
昨今は飲食店のオーダーがタブレット化していて、それに対応できず(学ぶ気がさらさらない)人は口頭注文。
という現場をよくみかけます。
学ぶ努力すらしない状態に人間は、役に立たない国会議員と同様に泥舟に沈んでいくのでしょうね。
今からでも、マネタイズできそうなことを考えて、興味がある方向にタネをまいていくことをオススメします。
ベーシックインカムはない
今回、緊急事態宣言にあたり、時短要請に応じた飲食店に一律一日あたり6万円支給という馬鹿げた施策が行われました。
さらにその前には、国民一人あたり10万円支給ということもあったため、ベーシックインカムのいい予行練習となったわけですが。
それが実現することは、今の日本の状況を鑑みるとなさそうです。
しかしながら、今回の国のばら撒きをみると、国民はこう思うに違いありません。
「なんだ、国はいっぱい金持ってんじゃん。」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今後の世界、およびワーク/ライフスタイルがどうなるか書いていました。
そういえばワーク/ライフなんて括り自体ももう古いかもしれません。
これからはワークアズライフの時代だと落合陽一さんも言っています。
筆者はそういった複雑性多様性が増していく世の中で、
これからでも作家になれないものかと考えています。
この緊急事態宣言の自粛でかなりこれからの生き方を考えさせられました。
それはみなさんもいっしょだと思います。
過去の予測から未来が見られなくなった今、
自分のやりたいことをしっかり見据えて、舵を切っていきたいですね。