この記事は
- バンドでミックスすることになった
- 標準プラグインに限界を感じた
- ミックスしてみたがCDみたいにできない
という方に向けて書いています。
有料プラグインがあったほうがいい
バンドのオリジナル曲をレコーディングして、たくさんの人に聞いてもらえる用CDを作りたい!
そんなとき、ドラムやボーカルはスタジオで録音。その他の楽器は宅録で。なんてパターンは結構あります。
通常CDは別々のパートをそれぞれ録音してミックスします。
で、ミックスをプロにお願いする場合もありますが、セルフでやるほうがよりイメージする音に近づけるということで、ミックスを始める方が多いです。
でやってみてわかるんですよね。
これは。。沼だわ。
って。
どうやっても、CDみたいにできないんですよね。
それもそのはず、標準プラグインだとなかなかCDみたいにはできないのが現状です。
いっそのこと、有料プラグインを導入して、満足いくものに仕上げたほうが後々よいので、これを機会に導入してみてはいかがでしょうか?
プラグインを買うタイミング
プラグインは、セールの時期がある程度決まっています。
- 6月
- 12月
黒金とかブラックフライデーなんて言われています。この時期になると、有り得ないほど安くなるので、このタイミングを狙いましょう。
おすすめミックスプラグイン
IK Multimedia T-Racks 5 Max
多くのDTMerはWaves Goldを使っているんですが、僕はDTM導入からこちらでした。
38種類のエフェクトがバンドルされています。
- コンプレッサー
- イコライザー
- チャンネル・ストリップ
- リミッター
- リバーブ
とまあこれさえあれば、高品位なミックスが可能になります。
DAWですとLogicは比較的エフェクトが揃っていますが、Protoolsなどはこういったプラグインがあまり標準で入っていないので、導入することをおすすめします。
Waves Vocal Rider
Wavesのプラグインです。
多くのバンドは、歌もののミックスをされると思います。
通常コンプレッサーを使ってボーカルトラックのレベル調整を行いますが、それでも声を張るところや、逆に穏やかになるところでレベルが統一できません。
最終的にフェーダー書きといって、フェーダーの位置をオートメーションで書いていくような根気のいる作業を行います。「手コンプ」なんていいます。
それがこのプラグインでは自動でできるんですね。
iZotope Neutron 3
こちらも、イコライザーとコンプレッサーをまとめたチャンネルストリップです。
Neutronのすごいところが、AIがいて、各楽器に最適な設定を自動で行ってくれるところです。
ミックスにはあまり時間をかけず、他のことを優先したい場合はこれを導入するとよいでしょう。
また、複数トラックにNeutronを差し込んだとき、2トラック感で帯域がぶつかっている部分を確認できたりもします。
これにより、各楽器が邪魔をしない最適なミックスが可能となります。
iZotope Ozone 9
こちらもiZotopeですが、これはマスタリングに使用します。
2mixでミックスされたものの音圧や、総合的なイコライザー、コンプレッサーをかけてCDクオリティに近づけるものです。
こちらも、AIが搭載されていて、自動でマスタリングできます。
また、リファレンス曲をインストールすることができて、自分の曲とリファレンス曲の比較が瞬時にできます。この瞬時ってところがとても便利です。
AIにより質感をリファレンス曲に近づけることも可能です。
これは持っておいたほうがよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いきなり全部は買えないかもしれません。その場合はNeutronとOzoneだけでも十分です。
この2つさえあればCDクオリティーに追い込めます。
6月か12月に手に入れておきましょう。