この記事は
- 一人暮らしを始めるにあたって冷蔵庫を買うか迷っている
- ないことのメリデリが知りたい
方に向けて書いています。
一人暮らしに冷蔵庫は必要か?
中には学生時代から一人暮らしの方もいると思いますが、
本格的に一人暮らしをするのは社会人になってからではないでしょうか?
就職して、数年。
自分の収入で生きていくことができるようになったときに始める一人暮らし。
それまで実家に当然のようにあった家電を一人暮らしの家でも購入する必要があるわけですが。
ちょっとそこで見直してみて欲しいのです。
果たして冷蔵庫は必要か?
筆者は10年冷蔵庫なし生活をしている
いや何いってんだおめぇいるに決まってるだろ!と突っ込まれそうなんですが。
筆者は丸10年、冷蔵庫がない暮らしをしているのです。電子レンジもありません。
別にミニマリストではありません。
本当に必要がないから買わないのです。
お金がないわけでもありませんし、友人から不要な冷蔵庫をもらえる場面があったとしてもずっと断っています。
それにお金を使うなら、M1のMacbook Airでも買いますw
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新型コロナウイルスの影響で、自宅にいることが多くなった今でも全く不自由を感じないのです。
これから一人暮らしを始めようとしている方にはこの記事を読んでちょっと考えてみてほしいのです。
自分の生活スタイルに冷蔵庫が必要か否か。
というのも、現代はVUCAと呼ばれるほど、不確実で多様性のある社会です。
もしかしたら、あなたが暮らしたいと思っているライフスタイルには
むしろ冷蔵庫がないほうが、
- 多くの人に出会えて
- 多くの場所に行けて
- 体調がよく
- いつまでも若々しく
- 幸福でいられる
可能性があります。
冷蔵庫がないことで得られたメリット
駅チカに住める
冷蔵庫あっても駅チカには住めますが。
まず冷蔵庫がない場合、コンビニやスーパーが近い家に住むことが必須となります。
したがって、なるべく駅チカに住もうと考えるようになるんです。
駅が近いと、遠い人に比べ外出に対するハードルが下がるため、駅から遠い人に比べてアクティブになります。
行動力が上がるとも言えるでしょう。
一旦家に帰ってしまったからといって、誰かの誘いを断ったり、もう帰っちゃったから。。みたいな言い訳で外に出ないことがなくなります。
駅チカに住むことで社会性も上がるということになるでしょう。
行きつけのお店ができる
家に冷蔵庫がないということは、インスタント類を除き、家に食べるものはないということになります。
毎日コンビニというわけにもいかず、飲食店に足を運ぶ回数が増えます。
すると、所謂行きつけに居酒屋や飲食店というのが自然とできてきます。
居酒屋というのは、実は結構なコミュニティーハブとなるところで、あなたの人生がより豊かになる可能性が大いにありますし、
通い続けることで、「飲み方のマナー」なんかも自然と身について、あなたの品も上がっていくのです、
ちなみに経験上、以下のような人は干される確率高いので肝に命じておきましょう。
- クチャラー
- 店員に「ください。」「お願いします。」がいえない
クチャラーは問答無用で嫌われます。
あと、店員さんが仮に友人であっても、かあちゃんじゃないので注文するときはしっかり
「ください。」、「お願いします。」というようにしましょう。
それだけでだいぶ評判上がりますよ。
知り合いが増える
これは「行きつけのお店に毎日通う」ことで得られるメリットです。
これまで友人としか飲んでいなかった人でも、冷蔵庫がなければ飲食店に一人で通うようになります。
すると必然的に常連さん達と話すようになるんですよね。
うまい店員さんは、「この人とこの人は合いそうだな」みたいな感覚を持ちあせていて、
カウンター越しにV字で会話をつないでくれたりもします。
社会人となると、それまでの友人達も結婚などをして、会う機会はどんどん減っていきます。
家と会社を行き来するだけにどんどんなっていってしまうのですが、
冷蔵庫がなければ
飲食店に通う→友達ができる→コミュニティーに参加
という連鎖が起きてくるのです。
それが例え、筆者のような超絶内向型であっても大丈夫です。
今では、あらゆる職業の友人ができていますから。
余計なカロリーを摂取しない
家に冷蔵庫がないので、食べ物の貯蓄がありません。
したがって、余計なカロリーを摂取することがなくなります。
まあコンビニが近いのでいつでも買いに行けるのですが、食べきらないといけないので買うことがなくなります。
僕はもういい年ですが、今でも身長175cmに対し、58-59kgです。
お腹が出たことがありません。
身体が軽いということは、それだけ
- なりたい自分像を実現できる
- 他人からカッコよくみえる
- 健康維持できる
という、自己欲求、社会欲求、生存欲求のすべてを満たすことができます。
つまり、人生の幸福度が確実に上がるんですよね。
3つの欲求については以下の書籍がおすすめです。
部屋が広くなる
そりゃそうです。
でかい家電ひとつ分部屋が空くんですから。
筆者の場合、冷蔵庫を設置する場所がなんと廊下の歩く部分で、置くと著しく生活しづらくなります。
それがないだけで風通しのよい空間です。
筆者は音楽をやっているので、そういった冷蔵庫スペースがしっかりある部屋ならば、
ボーカルブースにでもして使いたいですw
食べ物を粗末にしない
余計な食べ物を買わないので、フードロスがありません。
冷蔵庫があった時代は、食材とダメにしてしまうことがほとんどでしたし、
もう怖くて冷蔵庫開けられない。。ってところまで放置したこともあります。
しかし冷蔵庫がなければそういったことが皆無です。
そもそも、僕はプログラマー的思考なので、
「食事をするスペースはそれ専用の場所(飲食店)にあるべき」という考えなんですよね。
プログラムでいうサブルーチン的考え方です。
Gが出ない
家に生ゴミがないので、Gが出ません。
今の家に10年住んでいて、一度も見たことがありません。
バルサン的な対策も一切したことがありません。
Gが出ないということはそれだけ衛生的ということです。
確実に生活の質が上がります。
電気代がかからない
昨今の冷蔵庫はエコなものが多いと思いますが、
それでも常時稼働なので、年間通すとそれなりの金額します。
調べてみると、以下のようです。
容量 | 年間電気代 |
---|---|
140L以下 | 8,917円 |
141〜200L | 8,489円 |
201〜250L | 9,488円 |
10年で10万円の節約になります。
これにお金をかけるくらいなら、音楽に投資したほうがよほど自分が成長します。
冷蔵庫があるとお腹が成長します。
身軽になれる
ものがない生活というのは快適なものです。
溜め込むと、新しいものが入ってきません。
だからみなこぞって断捨離を行ったりするのですが、そもそも最初から持たなければずっと身軽でいられますし、
本当に必要なものか判断する力がつきます。
新しい価値観が手に入る
まだまだ冷蔵庫は必要というのが世間一般の生活様式です。
しかしない生活をしてみると、意外なほど快適であることに気づきます。
まさに新しい価値観がインストールされるのです。
昨今、新型コロナウイルスにより我々の生活は大きく変わりましたが、
その中で「新しい環境に対応できない人達」というのをあなたも見たのではないでしょうか?
マスク行列、店員に罵声、自粛警察。。
こういったことが起きるのは、あまりにも日本の価値観が一辺倒だからです。
ちょっと違う視点の生活を知っていれば、自分の軸をしっかりもって生きていくことが可能です。
所謂エッセンシャル思考ってやつになれると思います。
冷蔵庫がないことのデメリット
では、冷蔵庫がないことでこの10年不便だったことについて書いてみます。
病気になると辛い
まあやっぱり風邪ひいたときとかは、外に出ないと食べ物がないわけですから辛いですよね。
ただ、駅チカに住むことで軽減できますし、何より冷蔵庫があったときよりも健康であるため、病気になることが少ないので、
あまりデメリットに感じていません。
キンキンに冷えてない
夏場など、冷たい飲み物が欲しくなったりしないの?
ってよく聞かれます。
僕にとって絶対にキンキンに冷えていてほしいものは、ビール以外にありません。
ビールは、飲食店で飲むので問題ありません。
それ以外の水分はコンビニで買えば冷えていますし、
常温のほうが身体にいいとも言われているので、家の水道水(浄水器)で十分なんです。
友人を家に呼べない
家でホームパーティーをしたい場合は不便かもしれません。
ただそういうときは、発泡スチロールにロックアイス入れておけば、その日くらいキープできます。
そのためだけに冷蔵庫を持っておく必要はないですよね。
まあ筆者の家にそもそも人は来ませんがぁ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もし仮に、私のようなライフスタイルもあり!と感じられる方は、
一人暮らしにあたり冷蔵庫はいらない可能性が高いです。
それを持つよりも、持たずに人生を豊かにする方法があります。
もちろん、家庭を築くことが何よりも幸福と考えている方は持っていてもいいと思いますが、
それ以外の方は、検討の余地があります。
とくに現代はダイバーシティーです。
結婚しない人、物をもたない人もたくさんいます。
いろいろな価値観に触れて、自分のライフスタイルにコミットしましょう。