この記事は
- とにかく軽いマルチエフェクターを探している
- NUX MG-300について詳しく知りたい
方に向けて書いています。
754gの最軽量マルチエフェクター
こちらで、同じく軽量のマルチエフェクターのZOOM G6について記事にしました。
この記事は 軽くて安いマルチエフェクターを探している ZOOM G6の詳細が知りたい 方に向けて書いています。 ZOOMの2021年へ向けた最新製品「G6」 ZOOMのフラッ[…]
では、もっともっと軽いマルチエフェクターはないのかと探したところ、
なんと754gという驚異的な重量のマルチエフェクターを見つけました。
NUX(ニューエックス)製のMG-300です。
どういった機能を搭載しているか詳しくみてみましょう。
NUX MG-300詳細
まずは論より出音ということで、動画をみてみましょう。
とにかく高音質
クリーンからハイゲインまでかなり高音質であることがわかります。
というのもスペックを見ますと、
サンプリング周波数:48kHz
AD/DA変換:32bit
32bitDSPを搭載しているんですよね。
サンプリング周波数は正直、44.1kHzでも48kHzでも大差はないです。
どちらも人間の可聴域を超えた高音まで再現できるスペックです。
注目すべきは32bitであるということです。
CDの音が16bitなので、それを遥かに上回る(2の16乗と2の32乗)音の解像度ということになります。
アンプモデリング25種類
動画のようにJC-120からオールドマーシャル、ハイゲインまで25種類のアンプモデルを搭載しています。
ギターアンプは種類がたくさんありますが、多くは名器の再現であるため、25種類あれば
この世に存在する音楽のすべてのギターアンプサウンドを網羅できるといっても過言ではありません。
プリエフェクト13種類、ポストエフェクト23種類
エフェクターもたくさん搭載されています。
こちらの動画で紹介されているように、液晶に表示されるエフェクトは名器を再現したような画像となっているので、
コンパクト・エフェクターに慣れた方なら、画像を見るだけで音は想像できますし、
逆に初心者の方であっても例えば緑色のオーバードライブとおぼえておけば、
後に本物のエフェクターを買う際の指針になります。(緑のオーバードライブ=TS系ペダル)
なおこれらのエディットは専用のソフトをPCにインストールすることで、より緻密にエディットすることが可能です。
IRキャビシミュ
昨今流行りのIR。インパルスレスポンスにも対応しています。
4つのマイク、3つのマイクポジションを組み合わせて使用できる、25のIRキャビネットシミュレートを内蔵していて、
かつサードパーティ製のものも追加可能です。
驚異的な軽さ
マルチエフェクターで1kgを切っているものはなかなかありません。
754gといえば、500mlのペットボトルと大差ありません。
ノートPCよりも軽量です。
ギタリストがギグバッグだけで移動、リハ&ライブできる日が本当に来たんですね。。
ついでもつけ麺400gでも食べたとしてもまだまだ身軽です。
個人的に惜しい点
ペダルは不要
これはZOOM G6でも書きましたが、エクスプレッション・ペダルは小型のものが多数リリースされています。
なのでこれは撤廃し、さらなる軽量化を目指してほしいところです。
その分スイッチを増やす
ペダルを撤廃したぶん、スイッチを4つ+バンク切り替え用2つの合計6スイッチにするほうが
より実用性が高いように思います。
Aメロ、Bメロ、サビ、ソロでそれぞれ音色が異なる場合に瞬時に対応できるようにするためです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
個人的にスペックや機能を見ていて、これは買いであると判定しています。
何より、アンプモデルやエフェクターのデザイン再現度(もちろんサウンドも)がとても高いです。
以外とアンシミュってそのままのデザインとか名前を出せない分、わかりづらくなっているところありませんか?
NUX MG-300なら非常にわかりやすく覚えられると思います。
KemperやAXE-FXなどの本格的なアンシミュやアンププロファイラーを使用シている人も、
軽く済ませい日や雨の日用として導入してみることをおすすめします。