【Conoha WING】2021年9月に発生したSSL証明書更新の障害について

この記事は

  • Conoha WINGで発生したSSL証明書の障害について知りたい
  • Conohaの対応について知りたい

方に向けて書いています。

 

Conoha WINGにてSSL証明書障害発生

 

昨今有料Webサーバとして人気のConoha WING。

 

2021年9月、そのConoha WINGにて無料のSSL証明書が更新されない不具合が発生しました。

 

筆者は、これまでほぼ毎日ブログを更新していたのですが、8月末からしばらくnoteで記事を書いていたことと、

その後ネタも尽きかけていたため、しばらく更新はしていないという状況でした。

 

更新をしない=ブログにアクセスしていなかったため、発見が遅れ障害に気づいたのが9日夕方となりました。

 

ここにまず、せっかく検索でサイトに訪れてくれた方々にお詫び申し上げます。

アクセスができず、申し訳ありませんでした。

 

現在は、ご覧のとおり復旧しています。

 

 

更新されない=サイトが表示されない

 

SSL証明書が更新されないということは、昨今のブラウザ的にはもうサイトが表示できなくなることとイコールです。

 

Chromeでは、安全なサイトではないため閲覧が推奨されずに警告メッセージが表示され、戻るように促されますし、

 

Safariでは表示自体できなくなります。

 

つまり、サイト管理者にしてみれば一大事なわけです。

 

なのに。

なのにですよ。

 

Conohaはこれを通知していなかったのです。

9/10現在も、障害通知をしているのは管理画面上のみです。

 

 

一斉メールすら飛んでいません。

 

 

障害の発生はもっと前の可能性あり

 

でConohaの管理画面上での障害報告は6日となっているのですが。

Googleアナリティクスを見る限り、障害は2日から発生していたのではないかと思います。

 

 

つまり筆者のサイトは、一週間表示できていなかったことになります。

まあ筆者がその間アクセスしていなかったし、URL監視等もしていなかったのでそれは反省点ではありますが。

 

それでも

 

Conohaさん、これは由々しき事態ですよ。

 

検索上位に表示されていた記事が飛ぶことも十分に考えられますし、Amazonアソシエイトなどのアフィリエイトがクローズされることも十分にありえます。

実際、筆者ブログは一回Amazonアソシエイトの垢BANを喰らったことがあります。

 

 

回避手順

 

回避する方法は、簡単で上の通知にあるとおり、Conoha WINGの管理画面から対象サイトの独自SSLを一旦、オフにしてから、再度ONすることで回避できます。

が、再設定に数十分から数時間かかるため、サイトのダウンタイムが必ず発生することに注意してください。

 

Conohaの対応について

 

今回のConohaの対応は非常によろしくありません。

 

障害が発生した段階で、契約者すべてに連絡をするべきでした。

一斉メールを飛ばすことがそんなに大変なことでしょうか。

 

それさえあれば、筆者のサイトが一週間も表示できなくなっていることは回避できました。

 

これでアクセス数が今後激減するようであれば、これまでの数年やってきたことが0になります。

 

したがって真摯な対応をするよう、サポートに連絡をしています。

 

SSL証明書の障害について。

こちら、コンパネ上の通知が6日となっていますが、9月2日頃から発生していたのではないでしょうか?
Googleアナリティクス上、アクセスが激減しています。

これは重大なインシデントして認識しています。
障害は仕方ありませんが、通知がないことが何よりも問題です。

Google検索上位からの削除や、Amazonアソシエイト権利剥奪など、発見が遅れたことで重大な問題となっていたはずです。

それでもこちらは10日近くアクセスができなくなっていた可能性があります。

障害についての真摯な対応を求めます。

 

 

今後どうなるか、逐次更新してまいります。

 

問い合せ結果

 

本件についてConohaには即時問い合わせを行いました。

 

SSL証明書の障害について。

こちら、コンパネ上の通知が6日となっていますが、9月2日頃から発生していたのではないでしょうか?
Googleアナリティクス上、アクセスが激減しています。

これは重大なインシデントして認識しています。
障害は仕方ありませんが、通知がないことが何よりも問題です。

Google検索上位からの削除や、Amazonアソシエイト権利剥奪など、発見が遅れたことで重大な問題となっていたはずです。

それでもこちらは10日近くアクセスができなくなっていた可能性があります。

障害についての真摯な対応を求めます。

 

 

これに対して回答は。

 

ご担当者 様

いつもご利用頂き、誠にありがとうございます。
ConoHa お客様センターです。

この度はご不便をおかけし、大変申し訳ございません。

お問合せ頂いた内容につきまして、ご案内致します。

無料独自SSLの更新につきまして、現在更新が正常に完了する
ドメインの状態であっても失敗する可能性がある状況を確認して
おります。

無料独自SSLの更新が失敗してしまった際の対処方法につきましては、
コントロールパネルのニュース欄に詳細をご案内させて頂いておりますので、
以下の手順でご確認頂きますようお願い致します。

1.コントロールパネルへログインする。
https://www.conoha.jp/login/
2.画面右上の「お知らせ」をクリックする。
3.以下表題のお知らせをご確認ください。
2021-09-06【重要】[ConoHa] 無料独自SSL自動更新に関するご案内

恐れ入りますが、何とぞご確認のほどよろしくお願い致します。

今後ともConoHaをよろしくお願い致します。

 

こちらの質問事項への回答になってませんね。

 

障害の発生日を正確に報告いただきたいのと、なぜ一斉通知メールをしなかったのか?

この点について、Conohaは改善をしていくべきと考えます。

 

無料だから仕方ないと考えろということでしょうか?

筆者的には無料というよりはプランに含まれているとの解釈です。

 

ということで、Conohaは対応のまずさを改善していく気はないように伺えます。

Googleアナリティクスで、アクセス数アラートを作るなどしてこちらで監視体制を設けるしかなさそうですね。

 

 

 

 

 

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