昨今はクラウドサービスが全盛ですが、
Amazonが提供しているAWSというクラウドサービスがあります。
今回このAWSの認定試験にトライし、不合格となりましたw
ウェブサイトを見ていますと、「AWSソリューションアーキテクトに合格した」というサイトが多く、
不合格だった話があまりなかったのでこちらにまとめておきます。
僕のスペック
AWS自体は使い始めて半年ほどでしょうか。
といってもEC2を触るくらいで、AWSコンソールはさほど触っていません。
一応SSH鍵認証での踏み台サーバログインとかはやったことあるくらいのレベルです。
またIT全般については詳しいほうかもしれませんが、
インフラやネットワークは素人に近いと思います。
勉強したこと
書籍
AWSソリューションアーキテクトはなによりAWSというものをどれだけ理解しているか
を問われるテストですので、基本実務ベースであり、書籍もありません。
だからこそ、取得できたら年収が1400万円にもなると言われております。
(日本ではたぶん無理ですけど)
とはいえ、これまでの勉強方法に慣れているくどしゅんはどうしても書籍で勉強したかったので、一冊購入しました。
ソリューションアーキテクトの出題範囲はとても広いのですが、
主要コンポーネントについてうまくまとまっていますので、おすすめです。
ただ、この書籍だけで合格は難しいです。
QwikLab
これは月額(6000円程度)でハンズオンのセミナーを受けることができるサイトです。
日本語版もあるので、まったく触ったことがないのであればペイして触ってみるとよいです。
ただ、自動更新になってしまうので更新しない設定に必ずしておいてくださいね。
1か月もやれば十分です。あまり試験にも役には立たないです。
模試
これは注意してください。
2,160円で受けることができますが、解答は公表されません。
また、くどしゅんは2回模試を受けましたが、2回とも全く同じ問題でした。
ただ、おかげですべての解答を(自分で調べて)わかることができました。
ちなみに一回目の成績が
2回目の成績が
でした。
AWS WEB問題集
ソリューションアーキテクトを受ける人は大概AWS WEB問題集の会員登録をして問題を解いています。
あまり問題が公表されないのでこういったサイトは助かります。
くどしゅんの場合は、無料会員枠で27問程度ですが解きました。
今思えばQwikLabなんかよりこっちに投資すればよかったと思っています。
で本試験
本試験の結果は以下でした。
合格基準は流動的らしいですが大体65%らしいので、あと1%でしたorz
試験センターの人がノータッチで、試験監督はチャット形式となります。
席に着いたらスキャナーで身分証明書を提示したり、第二身分証をWebカメラにかざしたり、いろいろやることがあります。
正直これだけで疲れます。
チャットは日本語ですが、相手はたぶん外国人です。
試験中も話しかけれるので集中力が阻害されます。
頬杖ついているだけで怒られますから。。
なんか監視されているようで嫌いなやーつです。
感想
模試の内容と比べ、とんでもなく難しいという印象でした。
模試の問題などほとんど出ません。
なんかおかしくない??
と思ったら、最近5年ぶりに試験内容が改定されたということがわかりました。
したがって現在はまだナレッジが整っていないのかもしれません。
なんか日本語も変だったように記憶しています。
少し受験を先延ばしすればよかったと思っています。
知っておいたほうがいい情報まとめ
ちなみに模試や本試験、書籍などを読んで知っておいたほうがいい情報をまとめますと。
- セキュリティグループは即時反映
- スポットインスタンスは価格高騰でAWSによりターミネイトされるとラスト1時間は$0
- 侵入テストには許可が必要
- タグは最大50
- ElasticIPはEC2に付与しないと料金発生
- 標準メトリクスではメモリ使用率は取れない(ハイパーバイザ層まで)
- S3オブジェクトの誤った削除や上書きを防止するのは、バージョニング機能とMFA
- クラウドウォッチは最短1秒間隔で取れる
再トライ?
くどしゅんはちと心が折れてしまったというか、
なんとなくAmazonにこれ以上お金落とすのもどうかなぁと感じてしまい、
再試験を受けるかどうかは未定です。
たぶん受けるとしたら、上記のWeb問題集をやりまくり、Black Beltを読みまくってからにすると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
AWSソリューションアーキテクトに落ちた話ではありますが、
あと1%でしたし、それなりに試験に役立つ情報を記載したつもりです。
みなさんが受験される際は参考になさってください。