メンバーに向けて作ったスライド
僕がこれまで参加してきたバンドでメンバーに意識改善をしてほしくて
作ったスライドがMACを整理してたら出てきました。
読み返してみると、これってあらゆるバンドに活かせるんじゃないかと思いまして、
少し手直ししてシェアすることにしました。
どういうわけか、そのバンドは「みんなでやること」を大事にしていて。
リハまでにろくな個人練習をしてこないバンドだったんです。。
いや、そのリハの個人練習はしてくるんですが、
僕が言っているのはソレより前の基礎練習と言った部分です。
長くやりゃあいいってもんじゃない
みんなでわいわいしながらやるのが好きなのは外向型の典型ですが
対してくどしゅんは内向型ですので、長く人といるほど疲弊するタイプ。
こんなリハ、全員が日々個人で鍛錬して合わせれば時間を消費しないでしょ?
長くやりゃいいってもんじゃない!
てかそもそも、リハとは曲間の認識を合わせるものであって、
曲を練習する時間ではない!
というのが私の考えなんですよね。
それをまとめたスライドになります。
個人練習をしっかりやること
このスライドで書いたことをまとめると
- ちゃんと個人練習をしよう
- メトロノームの使い方を知ろう
- 練習に気づきを
みたいなことですね。
とある本で読んだんですが、
楽器のスキルが高い音楽学校の生徒と、スキルが低い生徒の生活時間を比べた結果。
スキルが高い生徒のほうが圧倒的に個人練習の時間が長い
ということがわかっています。
そういった生徒に言わせると、合同演奏時間は単なる確認作業なんだそうです。
生産性が上がるリハとは
長時間無駄なリハをやった後に、バンドグッズだの新曲がどうだの
だらだら話している時間はありません。
それに、リハだってタダじゃありません。
このあたりの予実管理もしっかりできないと黒字になるバンド活動はできないでしょう。
しかし、全員がしっかりと個人練習をして、
バンドの曲だけでなくいろいろな音楽の勉強をして、
短い時間のリハで済んだ場合。
その分、製作や施策勘案などに時間を使っていくことができます。
人の時間は限られています。
また、集団の時間はゆっくりになりがちです。
(一人で歩くより集団で歩くほうが遅いでしょ?)
その時間を最小限にすることで生産性は格段に上がるのです。
まとめ
もちろん、その日の集まりの名目が
「練習」であれば時間をかけたほうがいいという意見もあるでしょう。
でもそこで本当に上達するでしょうか?
くどしゅん的にはワークショップであれば意味はあると思いますが、
あくまで練習は「個人で行うもの」という意識があります。
時間には限りがあります。
この限りある資源を効率的に使い、バンドを向上させていくにはどうしたらよいか?
みなさんのヒントになれば幸いです。