何のために生きているのか?と思ったら読むべき本

 

晴耕雨読

 

晴れの日は耕し、雨の日は読書にふける
そんなような暮らしをしているくどしゅんですが、

 

最近思うこととして、自分のこの世界での役割ってなんだろうなぁ
なんて考えることが多いのです。

 

やはり音楽家でありたいし、文章でいろいろなことも伝えたい。。

 

そう思ってはいるのですが、バンドも活動できていないし、DTMは孤独だし
ブログも楽しいですがこれも孤独な作業で、

 

自分のやってることと、社会と、すごーく乖離があるような気がしてならなかったのです。

 

そんなある日、ふらっと立ち寄った店でこの本に出会いました。

 

 

 

すごく精神的に強い人

 

狛犬など神獣が好きな小松美羽さん。

 

すごくスピリチュアルな方で、
簡単にいえば霊感が強い人なんだと思います。

 

 

読んだ印象は、

「この人メンタル強い」

でした。

 

 

それまで美術の勉強をしていなかった彼女が、
美大に合格することも、よいプロデューザーに出会うことも

 

彼女は夢で見ており、確信していたことなのだそうです。

 

それもすごいのですが、
やはりそれを信じて、構わず突き進むメンタル力はくどしゅんにはまだありません。

 

たぶん、メジャーリーガーの大谷翔平選手が書いていたという、
目標達成シートみたいなものを、彼女は字ではなくイメージで持っているのだと思います。

 

 

それを具現化すればするほど、つまりは目標達成なわけで、
彼女自身はスピリチュアルな世界を皆に伝える役割を全うし続けているのだと思います。

 

 

 

ただのサクセスストーリー??

 

終始、人生論とサクセスストーリーが淡々と記載されているだけのように感じるかもしれません。

 

でも、なんか文字が迫ってくるのですよ!

 

小松美羽さんの絵も、神獣の躍動感や
すべてを貫くような眼力、迫力が見るものを圧倒します。

 

きっと文字の表現力もすごい方なのだと思います。

 

そして、「お前そんな生き方でいいのか?」
と迫ってきます。震えますよ。

 

 

絵を見てみたい

 

この本を読んで、突き動かされる衝動を受けました。

 

小松美羽さんの絵は写真でしか見たことがありません。
一度生でみてみたいです。

 

僕のような人がいける展覧会はあるのかなぁ。。

 

 

くどしゅんが自然と涙した詩

 

この本の中で、柴木のり子さんの詩が引用されています。

 

小松さんは10代の頃からずっと座右の銘にして、
何度も暗唱し、自分に説教をしてきたそうです。

 

この詩をみたとき、僕は自然と涙が流れてきました。

 

そしてまあもういい年ではありますが、
これからも続いていく人生で、この詩に出会えただけで幸せだと思いました。

 

最後にその詩を引用させていただきます。
この本と、この詩に出会えたことに感謝。

 

 

自分の感受性くらい/柴木のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

 

 

くどしゅん
僕も、こんな人になりたい。
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