影響力 – 永松茂久 – 自己実現の時代の生き方

 

自分には無縁の世界の本を読む

 

僕は内向型ですので、毎日新しい人に会ったりするのが疲れますw
用賀からは仕事以外で外出ませんし、休日も出て二子玉川や渋谷程度の人間です。

 

ですが、ブログで価値を提供するからには少しくらいこういうことも勉強しておかないとな。

 

と思い、手にとったのがこの本でした。

 

 

昨今はインターネットが普及して、SNSなど内向型でもパーソナルブランディングができる時代ですからね。

 

この本がおすすめな人

 

基本的には、起業したい人やコーチング、メンターになりたい人向けに書かれていますね。
僕は著述業に少し興味があるのですが、本の出し方なんてことにも言及しています。

 

書籍の引用となりますが、

 

・起業したい
・副業を始めていつかは本業にしたい
・セミナー講師、コーチ、カウンセラーなどのメンター業をやりたい
・フリーランス、営業系の職業をしている
・スタッフに頭をかかえている上司

 

などの方におすすめできます。

 

 

インフルエンサーって病気だと思ってましたorz

 

ビジネス書籍や、ネットをみていると最近よく目にするこの言葉。
僕はもうインフルエンザのことだと勝手に思ってたんですが、どうやら違うようです。

 

この本では、「影響力のある人」という定義がされています。

 

インフルエンサーになるためにはどうしたらよいか?

 

これは上記のような書籍をおすすめする人もそうですが、
SNS上で「いいね」をたくさん集めるために必要なことでもありますよね。

 

僕のSNSなんてFacebookで多い時50、instagramも30くらいしかつきませんw
要するに僕は知り合いがやさしくていいねを押してくれるっていうだけの状態なんですね。

 

 

身近な人は客になりにくい

 

バンドなんかしているとよくわかると思うんですけど、

アマチュアバンドのライブって友達を呼ぶところから始まるんですが、
それって一回きりですよね。

 

何度も来てくれる人なんてそうそういません。

 

もちろんあなたの音楽が涙流れちゃうくらい感動できるものだったりしたら別かもしれませんが。

 

多くの場合、バンドマンはライブやそれ以外でも知り合いをどんどん増やし、
都度新しい友人をライブに誘うような営業をしなくてはならなくなります。

 

でもそれってターゲットがいつまでも経っても定まらないんですよね。

 

ヘッドピンの話

 

マーケティングでは「ペルソナ」という言葉があります。

 

簡単に言えば、「あなたの売りたいものを買ってくれるターゲット」なんですが。

 

例えば二子玉川の駅構内にもあるスープストックトーキョー。

あそこのペルソナはすっごい細かく決まっていて。

「秋野つゆ」さんっていうんです。(スープだから「つゆ」なんですかね?)

 

・年齢37歳
・都内在住
・経済的には余裕あり
・キャリアウーマン
・社交的
・フォアグラよりレバ焼きが好き
・装飾より機能が好き
・個性的でこだわり強

 

なんてな細かい設定がぎっしり決まっているんです。

それに加え、この書籍ではボーリングのヘッドピンの法則ということが書かれていました。

 

親をターゲットにしたかったら、子供を攻めろ!とかそんな感じです。
そういえば、繁盛する飲食店でも

 

女子二人組が来たらブスなほうに話しかけろって聞いたことありますw

 

 

うまくいってる人の話なんてどうでもいい

ヘッドピンの逆説的なアプローチと似ているんですが、

 

もしあなたがインフルエンサーになりたかった場合。
成功話だけをしてはいけない。と。

 

なぜなら人は自分が上手くいってないときに行動を起こすので、
V字回復する方法が知りたいからです。

 

だから失敗話はあなたの貴重な傷として、世にシェアしていきましょう。

 

 

一本桜の生き方

永久就職なんて言葉が廃れたのも、もうそうとう前ですよね。

 

現在は人の寿命より会社の寿命は短いと言われています。

 

そんな中、これからは個の時代がやってきます。
SNSでは芸能人ばりに「いいね」を集める人も多いです。

 

そんな新しい時代に自分をブランディングし、新しいビジネスを見つける方法として
「一本桜の生き方」というのが印象に残りました。

 

最寄り道のないような場所に、一本のキレイな桜の木。
やがてそれを見に人が集まるようになり、
道が生まれ、
屋台が開かれ、
人が賑わう場所になっていった。

まさに桜はインフルエンサーだったのですね。

 

 

自己実現の時代

戦後は食べるものすらなく、生きることで必死だった「生きるための時代」
食うに困らなくなって、様々な建築や機器が発達していった「モノの時代」
モノがあるならより高級なものを欲した「見栄の時代」
その幻想が一気に崩壊した「価値観転換時代」
伝達の速度が価値となった「情報の時代」

このように発展してきた日本。これからは自己実現の時代に突入します。

その時代を生きていくために、読んでみるのもいいかもしれません。

 

 

くどしゅん
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