DTMドラムを生っぽく。超カンタンでリアルなドラムを打ち込む

でも、でもね。

結局いい音源になったとしても、やっぱり普通の８ビートはドラマーには敵わないんです。
で、ネット漁るよねー。

でランダマイズとかを覚えていくんですね。

でもぶっちゃけランダマイズってそこまで人間味出ません。

なぜかというとプロのドラマーってめちゃくちゃリズムにシビアで、かなり正確だからなんです。

もちろんタム回しをビートの後ろへ持っていったりしますが、小節頭のバスドラムは超正確です。

一ヶ月でもドラムをやれば

で、生っぽいドラムを打ち込むために一ヶ月でもドラムをやってみることをくどしゅん的にはおすすめしたいんです。

めちゃくちゃ勉強になるので。

だけど、そんな時間ないよって方へ向けて、超カンタンに生っぽくなる打ち込み方法をこっそり教えちゃいますね。

超カンタンにリアルな生ドラムを打ち込む方法

ということで本題です。

今回はとってもわかりやすくたった30秒の動画にしました。

前半、バスドラムが16ビートぽくなっていますが、それ以外は普通の８ビートですよね。

これはLogicの標準付属のドラム音源を使っていて、
ランダマイズもしていません。100%クォンタイズですｗ

で、後半（動画の「ゴーストノートを入れる」のところ）。
とても生感が増して、かつめちゃくちゃグルーヴィーじゃないですか？？

前半と後半をピアノロールで確認してみましょう。

前半

後半

どちらもメインのスネアをSnare Rimshotで打ち込んでいるのは変わりありません。
しかし、後者は16分音符の裏にSnare Centerの音を入れてるんです。

ベロシティーは弱めで50とかそんなもんです。

ドラマーはゴーストを入れている

そうなんです、夜のドラマーたちはこのゴーストによってグルーヴを出しているんです。
普通の8ビートであってもです。

それがドラマーの個性に繋がります。

例えば、くどしゅん的解釈でいえばドラマーの黒瀬蛙一さんは、ゴーストをバウンスさせています。
（動画の「ゴーストノートをバウンスさせる」の部分）

ちょっとわかりづらかったので拡大図です。
後ろにズラすことで、シャッフルっぽくなります。

これが黒瀬さんの個性で、ビートを聞くだけで黒瀬さんであることがわかってしまうのです。

逆にHR、オルタナ系ではまったくゴーストを入れない人もいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

この記事ではかなり人間っぽいグルーヴィーなドラムを

• 100%クォンタイズで
• Logic標準音源で

打ち込む方法について書きました。

実は、さらに生っぽくする方法がもうひとつあるのですが、それはまた別の機会に。