「Apple Silicon」を搭載したMacでDTMはどうなるのか?

 

この記事は

  • Mac買い替えを検討している
  • Apple SiliconでDTMがどうなるか知りたい
  • 最適な買い替えの時期が知りたい

方に向けて書いています。

 

WWDCで発表されたARMベースCPU「Apple Silicon」

2020年6月に行われた、WWDC。

 

AppleはこれまでのIntel製のチップから、2年の期間をかけて自社製のチップ「Apple Silicon」へ移行していくことを発表しました。

 

以前Power PCと呼ばれるIBM製のチップからIntel製のチップへ変わる際は、相当なインパクトでした。

 

このARMベースのチップになることでDTMにどのような影響が出てくるのでしょうか。

 

搭載されたmacの発売時期

今回のWWDCでは、しばらくアップデートされていないiMacのリニューアルが予想されていましたが、リリースはありませんでした。

 

その代わりに発表されたApple Silicon。

 

今現在、Appleのサイトをみてみると、iMacの出荷時期がどんどんと後ろ倒しになっていることがわかります。

 

2020年7月現在の出荷状況↓↓↓

 

正式な発表によれば、Apple Siliconを搭載したmacは2020年末からリリースされる見込みです。

 

iMacの27インチもリニューアルされる可能性がありますが、現状は出たとしてもIntelベースのものであるとの見方が強く、

Apple Siliconを搭載したものは、iMacの24インチやノートが先行するという見方が有力です。

 

 

DAWへの影響

さて、Apple Siliconを搭載したmacが発売されたら、DTMerはARMベースのmacにすんなりと移行できるのでしょうか?

 

DAWの観点から行くと、現状言えることは、

 

Protoolsユーザーはすぐにはやめたほうがいい

 

という結論になります。

 

Protoolsは最新OSに対応していない

 

現状のAvidの公式サイトを見る限り、今現在の最新OSであるmacOS Catalina 10.15.4がサポートされていないのです。

 

出典:Avid公式サイト

※その後macOS 10.15.5で解消されました。

 

このようにIntel製のチップであっても、不具合が発生しているProtoolsは、サポートが開始されるまでは買い替えは控えたほうがよいでしょう。

 

Universal 2とRosetta2でIntel製チップ向けに作られたソフトウェアでもエミュレーションは可能とAppleは説明していますが、オーディオを取り扱うDAWについてレイテンシーなどシビアな面で不具合はあるかもしれません。

 

したがってその他のDAWについてもやはりサポートが開始されるまでは買い替えを控えたほうがよいです。

 

ただ、ひとつだけネイティブに最速で対応するDAWがあります。

 

Logic Pro Xはネイティブに対応する

Logic Pro XやはApple社のソフトウェアです。

したがってApple Siliconにはネイティブに対応します。

出典:WWDC 2020 Special Event Keynote

 

GaragebandやMainStageも対応します。

なので、これらのユーザについてはハードの買い替えを検討してもよいと思います。

 

 

プラグインへの影響

DAWが動いたとしても、プラグインはどうでしょうか?

AAX、AU、VSTなどのプラグインはApple Siliconを搭載したmacでもこれまで通り、動作はするのでしょうか?

 

こちらもRossetta2のエミュレーションで動作可能としていますが、やはりメーカーのサイトを都度確認か、TwitterなどのSNSでの動作確認報告を待つしかありません。

 

オーディオインターフェースへの影響

Thunderboltは引き続きサポート

AppleがIntelと決別するように見られがちですが、10年以上前にIntelとAppleが提携して設計・開発をを行ったThunderbolt企画を引き続き採用することは約束されています。

 

 

DTMで愛用者の多い、UNIVERSAL AUDIOのインターフェースなどは継続して使っていくことが可能そうですね。

 

ただし、現状のThunderbolt3ではなく、Thunderbolt4が採用された場合は、検証が必要になってくるでしょう。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今後2年でAppleとDTMを結ぶ環境には大きな変化が訪れそうです。

今一度、自分の持っている機材やプラグインを見直して、いち早く対応できるよう準備をしましょう。

 

 

今日のくどしゅんのおと

くどしゅん
iMac買い替えたい。。

 

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