この記事は
- 複数の端末に同時接続できるBluetoothマウスが欲しい
- マルチペアリングマウスを探している
- 在宅で社用PCと私用PCのマウスをまとめたい
方に向けて書いています。
在宅でマウスが複数台
2020年、新型コロナウイルスの影響により、在宅で仕事をするケースが一気に増えました。
自宅に社用のPCを常におき、即席の在宅ワークスペースを作った方も多いのではないでしょうか?
そうすると、社用PCと私用PCでいろいろとごっちゃになってきますよね。
マウスやキーボードが複数台ある自宅環境は、スペース的に無駄ですし、これらをまとめることはできないのでしょうか?
無線のマウスが便利
昨今は無線のマウスが主流になりつつあります。
無線のマウスは主に2種類あり、
- 2.4GHz帯を利用した独自無線マウス
レシーバーをUSB接続して利用するもの。Unifyingというロジクールの規格であれば、ひとつのレシーバーで6台までの機器を接続することができます。USB端子がひとつ埋まることになります。
- Bluetoothマウス
無線の規格で、最近のPCであれば標準で搭載されています。
USB端子を使わずに無線接続可能なため、主流になりつつあります。
この2つのどちらか、または両方使えるマウスがあります。
最近は価格も数千円で購入できますし、社用PCのマウスが有線の場合、実費で無線マウスを導入してみると
もう有線には戻れないほどの快適さを手に入れることができます。
Bluetoothマウスを使おう
Bluetoothという無線規格は、ペアリングという設定を行うことで自動無線接続する仕組みです。
マウスの場合も同様で、初期設定としてペアリングを行うことで、あとはPCを起動すれば自動で無線接続される仕組みとなっています。
Unifyingとは異なり、USBの端子が必要になることはありません。
しかしながら、通常のBluetoothマウスはシングルペアリングであるため、
在宅で社用PCと私用PCになったとき、上記の仕組みでは必然的に2台のマウスを使うことになります。
なんだかとても無駄ですよね。
できれば一台のマウスにまとめたい。
そんなとき、マルチペアリング可能なマウスをセレクトすることで、快適に社用PCと私用PCを行き来することが可能になります。
マルチペアリングとは?
マルチペアリングならば、同時に複数台のデバイスとペアリングを設定することができます。
通常ペアリングを解除しないと、別の機器に接続できないのですが、マルチペアリング対応のものであれば、ペアリングを解除せずに複数の端末で利用できます。
マウスの場合、ボタンひとつで複数のPCやMacを切り替えてマウスを認識させることができることになります。
つまり、社用PCも私用PCもボタンひとつでマウスを切り替えることができるので、
マウスを2台持つ必要はなくなり、自宅の仕事スペースをコンパクトに、スマートにすることが可能なのです。
マルチペリングマウスの選び方
マルチペアリングマウスを選ぶポイントについていくつかピックアップしてみます。
Bluetooth or Unifying
前述のとおり、無線の規格どちらかを使うか。
BletoothはUSBに接続するレシーバーがないため、USBが埋まることがありません。
対してUnifyingはUSB端子が必要になるものの、レスポンスという面でBluetoothに勝るという声もあります。
個人的にはBluetoothかなと思っています。
充電 or 乾電池
今回ランキングを作ってみた結果、乾電池を使う機種が多かったです。
マウスにおいては、充電池のほうが個人的には好ましいと思っています。
電池が切れた場合、USBケーブル接続して充電しながらワイヤードとして利用ができるためです。
重量&形状
長時間使うので、やはり軽いマウスがよいでしょう。
とはいえ個体差はそれほどなく、自分の手に合う形状のほうが重要になるでしょう。
とくに左利きの方の場合、左右対称に近いモデルを選ぶ必要があります。
マルチペアリングBluetoohマウスランキング
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ロジクール ワイヤレスマウス M590GT5
bluetoothおよびUnifying両対応のマウス。2台のPC、OS間を行き来できるLogicool Flow搭載。
非対称デザインのため左利きでもOK。価格も3000円台のため気軽に導入できます。重量:140 g
電池:1 単3形 電池(付属)口コミAUDIO SLAVE(30歳・男性)
仕事で別のマウスを使っていましたが、静かな環境でPCを使うことが多くなり、より静かなマウスを求めていました。M590GTは静音設計のため、非常に満足しています。
デスクチップはUnifyingで、ノートはBluetoothで接続していますが、ボタンで瞬時に切り替えられるのは本当に便利です。
購入してよかった。
Asleep At The Wheel(45歳・女性)
Macで利用しています。Magic mouseのデザインが好きなのですが、在宅で複数台の端末を行き来できるということで導入してみました。
3000円で購入できるため、あまり考えずに導入しましたが、結果満足です。
デザイン的にもっと洗練されるとよいですが、2台を行き来できることへの利便性に満足しています。
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ロジクール ワイヤレスマウス MX Master 3 MX2200sGR4.5
Bluetooth,Unifying両対応で3台の端末を行き来することが可能。
USB-Cで充電でき、最大70日間使用することができます。
価格は1万円超えの高価なモデルとなりますが、満足度がかなり高く利用ユーザーが多い。重量:141 g
電池:内蔵(USB-C充電)口コミJaco(33歳・男性)
ホイールの感触がとても好きです。高級感があり、仕事がはかどります。仮に電池が切れてしまってもUSB-Cケーブルを接続すれば充電&有線での利用ができ、集中が途切れることがありません。
マルチペアリングなので、複数台と接続でき、簡単に切り替えられるのもGood。
BENNIE K(29歳・女性)
手にフィットしやすくて重宝しています。(左利きの人は使えないと思います。)ホイールを強めに回すとフリースピンになり一秒間に1000行送れるのが便利です。
ボタン周りがもう少し静かだったらさらによかった。
なお、MX Master 3 はMacに特化したMX Master 3 for Macというモデルもあります。
Unifying非対応となり、互換性はmac OS ,iPad OSのみとなります。
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サンワダイレクト Bluetoothマウス 400-MA0884
マウス表面のボタンで切り替え可能なBluetoothマウス。
2.4GHzには対応していませんが、Bluetoothで3台まで切替可能です。
LEDの点滅回数により接続中の機器確認ができ、7つのボタンでブラウザの戻る、進むもスムーズに行えます。重量:63.5 g
電池:2 単4形 電池(付属)口コミAC/DC(28歳・男性)
3台すべてBluetoothで切り替えられるマウスは少なく(ほとんど一台は2.4GHzとなるため)、重宝しています。3台使っていたマウスが一台になるとこんなにも便利なんですね。
願わくば、左利き用も出してほしいです。
自分は、職場では右利き用マウス、自宅では左利き用マウスと、気分を変えているので。
Chicago(24歳・女性)
握ったときのフィット感がこれまでになくくらいいいです。マルチペアリングも全く問題なく、表面のボタンで瞬時に切り替えができ、よい買い物をしました。
長く使っていこうと思います。
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VicTsing Bluetoothマウス4
デュアルBluetoothと2.4GHzで、同時に三台まで接続が可能。
人間工学デザインで握りやすく、姿勢の改善に役立ち、疲れずに長時間利用することができます。
LEDの点滅回数により接続中の機器確認ができ、7つのボタンでブラウザの戻る、進むもスムーズに行えます。重量:78 g
電池:1 単3形口コミKARA(35歳・女性)
マルチペアリングは本当に便利です。あまりにも安いので不安でしたが、日本語の説明書もあり簡単に設定できました。
音も静かですし、費用対効果の高い商品だと思います。
Beck(47歳・男性)
USBでの利用はしていませんが、Bluetoothで2台接続しています。毎日快適に利用できていますが、欲を言えば頻繁に切り替えを行うため、切り替えのスイッチが本体底面になるのがイマイチです。
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ロジクール ワイヤレスマウス M720r3.5
最高1,000万回のクリックに耐えられる耐久設計。UnifyingとBluetoothで最大3台の切り替えが可能なワイヤレスマウス。Easy-Switchで3台は簡単に切り替えることができ、超高速スクロールホイールを使って、ドキュメントやWebページを素早く移動することが可能です。
重量:135 g
電池:1 単3形 電池(付属)口コミStuff(53歳・男性)
切り替えボタンがやや扱いづらい。進む戻るボタンと同列にあるため、触ってしまうことが多いです。
ただ、スクロールホイールのスピンはとても快適で、もちろんマルチペアリングも活用できているので満足しています。
Tina(19歳・女性)
ロジクールはやはりFlow機能が本当に便利です。WindowsとMacのファイルのやりとりが簡単になりました。
この機種は他機種と比べ、切り替えのボタンが手元にあるため、頻繁に切り替える人に向いていると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
在宅ワークを快適にするマルチペアリング対応のワイヤレスマウスでした。
個人的な感想ですが、まだまだ個体数が少ないなという印象です。
また、乾電池を用いるものが多く、これからUSB-Cで充電できるモデルが増えていくことに期待したいと思います。
Magic mouseがマルチペアリング対応すればそれでよし。