この記事は
- DTMに最適なMIDIキーボードを探している
- サイズ別のオススメが知りたい
方に向けて書いています。
MIDIキーボードの選び方
DTMでMIDIの入力として使うMIDIキーボード。
各社様々なものがリリースされていますが、どう選べばよいか?
サイズ別に選ぶポイントも変わってきますが、大まかにみたときに考慮したほうがいいポイントをみてみましょう。
鍵盤数
まずは鍵盤数ですね。
グランドピアノの鍵盤数は88鍵ありますが、MIDIの入力にはそこまで必要ない場合もあります。
必要な場合もシフト機能で鍵盤の高低をスライドできるので、リアルタイムで演奏でもしないかぎり不便ではありません。
自宅の机の環境に合わせた最適な鍵盤数のものを選びましょう。
各社のものをみていると、25鍵、49鍵、61鍵、88鍵の4種類が多いようです。
タッチ
鍵盤のタッチはピアニストはかなりこだわります。
グランドピアノと全くタッチが異なる場合、ピアノが下手くそになる可能性もあるからです。
MIDIキーボードのタッチには概ね3つの種類があります。
ライトウェイト鍵盤
プラスチック鍵盤でバネのみを使用した鍵盤。
軽いため、速弾きやグリッサンドがしやすいという長所がありますが、その分打鍵の強弱の繊細さには劣ります。
セミウェイト鍵盤
プラスチック鍵盤ですが、バネと重りを利用。ライトウェイトとグランドピアノの中間的存在。
メーカーによりタッチは異なりますが、ライトウェイトより打鍵の強弱はつけやすく、おすすめ。
ピアノタッチ鍵盤
ピアノの打鍵を模したもの。上記2つに比べタッチは重い。ピアニストならばこれ一択。
ピアノと同じ構造となるため、鍵盤自体が重い傾向。
ピアニストならば迷わずピアノタッチ鍵盤を選びたいところですが、
そうなると88鍵モデルしかないのが実情です。
逆にあなたがギタリストだったり、ピアノ以外の楽器担当の場合は、ウェイトにこだわる必要はありません。
やりやすいほうを選択しましょう。
大きさ
鍵盤数と似たようなものですが、
鍵盤自体がピアノより小さいものがあります。
演奏用ではなく、MIDI打ち込みのみということであれば、ピアノサイズの鍵盤でなくて
ミニサイズ鍵盤で省スペース化したほうが良い場合もあります。
また小さい場合は鍵盤をかばんに入れて出先でも作曲。
という用途にもできます。
利用ケースに合わせて選びましょう。
パッド有無
ARTURIA KeyLab Essentialシリーズ
ピアノの鍵盤で打ち込むのに加えて、ドラムやサンプラーなどの音を
パッドに割り当てて打ち込むことができるものがあります。
MIDI鍵盤には、パッドつきのものも存在しているため、
パッドを使って入力したい場合は、パッドつきのものがオススメです。
プラグイン連携
Komplete Kontrolシリーズ
MIDI鍵盤の中には、プラグイン音源と連携できるものが存在します。
Native InstrumentsのKomplete Kontrolなどです。
こういった鍵盤は、プラグインを挿入した際に、キースイッチなどの割当をライトで表示してくれたり、
打ち込みをやりやすくする機能が搭載されているため、作業効率を上げたい場合におすすめです。
サイズ別おすすめMIDIキーボード
さて、ここからはサイズ別に別記事としました。
ミニサイズ
ミドルサイズ
フルサイズ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2021年の最新MIDIキーボードをみてみました。
ミニサイズを除き、やはりNative Instruments社が強いですね。
サイズごとの記事を書いてみて、サイズにより選ぶポイントが異なるということが興味深かったです。
自分の内面を具現化する道具ですからとても重要ですし、
かつ制作にあたり机に座りたくなる、モチベーションが上がる機材にしたいですよね。
それぞれの記事で大事なポイントをまとめてますので、
これで間違うことはないでしょう。