バンドをやっていると、困るのがお客さんを集める方法ですよね。
最初は友達に来てもらうことでなんとかできますけど。
それも情けの一度くらいです。
あとは数年来てくれないと思います。
だからミュージシャンは新たな友達を日々作っていかなければならないということになってきます。
いつかはきっと、僕たちの曲を本当にいいと思っている人が来てくれる。
そう信じて新たな顧客開拓をしていきますが、それって結構な重労働だと思います。
そんなとき、たまにはロッキンオンなどの音楽雑誌ではなくマーケティングの本を読んでみたらいかがでしょう。
頑張らなくても売れるのがマーケティング
マーケティングというのは、みんなが血反吐吐いてなんとか売っていたものを
頑張らずに売れるようにするノウハウをまとめたものと言ってよいでしょう。
こちらの本ですと、マンガですしさくっと一日あれば読み終わることができ、
マーケティングに必要なバリュープロポジションや、4Pについて学べます。
バリュープロポジションとは?
バンド的に言いますと、あなたがやりたいバンドと顧客が欲している音楽があったとして、
あなたのライバルバンドが提供できる音楽という三つの輪があったとしたら、
この部分がバリュープロポジションです。
まあ簡単にいうと
あなたがやりたい音楽で
顧客が欲しているもので
他のバンドではできないこと
をやりなさいということですね。
これがすべての基本となります。
チャネル戦略
これはどのバンドもやってますけど、ライブハウスだけがあなたの音楽を提供できる場所か?
ということですね。
今ではWebだってできますし、路上でもいいですし。
CDだってあります。
そもそも、ライブハウスって大抵の人からすれば迷惑この上ないものです。
また音楽やらない人からすれば入ったこともないし、謎な環境です。
その場所だけでやっていても多くの人には伝わりません。
コンテンツは認知されなければ、なかったことと同意なんですよね。
プロモーション戦略
まあこれはお試し客を増やしましょう。そして潜在的な見込み客を育てて、贔屓(ひいき)客、信者にしていこうという話ですね。
これはお客さんを呼べているバンドはよくやってます。
学割とか、ゲストとか、予約特典とか。
「これ、どうやったら売れるんですか?」では、
他店の期限切れクーポン持参で値引きしているうどん屋の戦略と本質について記載しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたの届けたい音楽や情熱も、バリュープロポジションを探し
またマーケティングの戦略を使って増やすことは可能です。
ぶっちゃけ、一回でいいからライブハウスを満杯にしたいならとっても簡単で、
来場特典にそれこそNintendo Switchを全員にプレゼントすればいいだけです。(どっかのYoutuberですね)
それが難しいのであればマーケティングをバンドに生かすことを考えてみてはいかがでしょうか?
バンドの中でも、自分がそのバンドのメンバーでなければいけない理由とか、いろいろと考えさせられますよ。