この記事は
- バックアップに適したHDDが知りたい
- 最適な運用方法が知りたい
方に向けて書いています。
外付けHDDでバックアップをとろう
こちらの記事でも書きましたが、PCやMacを使っているとバックアップデータ非常に重要です。
どういうわけか、用賀ではITに詳しい人ということになっています。 なのでよく質問を受けるんですが、 ITだっていろいろ広いんだぞ~ということで簡単に返せる質問以外はごにょごにょします。 […]
先日、作曲作業をしていて、さあいざレコーディングという状況で、
いきなりHDDが死にました。
電源は入るものの異音がしてOSに認識されないのです。
筆者は複数外付けHDDを運用していますが、中でも一番重要な音楽データが入ったディスクだったのです。
幸い、TimeMachine運用をしていたため復旧させることができました。
最近はラップトップでも映像、音楽ともに負荷のかかる処理もできるようになってきており、
ノートだけで運用する方もいるかもしれません。
ですが、PC/Macのデータはあるとき突然死ぬ可能性があるのです。
ノートのなどの単体ディスクだけでは非常に危険なのです。
必ず外部のディスクにバックアップをとるようにしましょう。
Windows、MacOSともに、OS標準でバックアップをとる機能があります。
Windows 10、Windows 11の「Windowsバックアップ」「バックアップの設定」機能を使った自動バックア…
Macに標準で備わっている「Time Machine(タイムマシン)」は手軽にバックアップを取れて、もしもの時のためにぜ…
ディスクの種類
でバックアップをとるにしても、どういったディスクを買えばいいか。
ディスクには主に2種類あります。
HDD (Hard Disk Drive) |
従来の磁気でできたディスク。アクセス速度が遅いが安価。 |
SSD (Solid State Drive) |
フラッシュメモリと同じ仕組みのディスク。アクセス速度が速いが高価。書き込み回数に限度がある。 |
バックアップの容量が小さかったり、予算が豊富な方はSSDでもよいですが、
費用対効果をねらった場合、あまり頻繁にアクセスすることはないので、速度が遅くともHDDで十分だと思います。
おすすめのディスク
ではどういったHDDがおすすめか?
これは正直、何でもいいです。
前述のとおり、HDDは壊れます。
いくら品質のよいものであってもある日突然壊れるのです。
壊れるものと思って使ってるほうがよいのです。
ディスク容量としては、2TBもあれば十分だと思います。
最近は価格も下がり、2TBであっても1万円以下で購入できると思います。
ただ、HDDも使っていると複数台になっていくことがあります。
バックアップ用に加えて、外部のストレージ用途など、複数台になったとき、
それぞれ接続して、それぞれ電源で。。
となるとゴッチャゴチャになってくるので、
筆者のおすすめは
- バルクでHDDを買う
- 複数台収納可能なHDDケースを買う
を強くおすすめしています。
ガチャベイを使おう
前述のとおり、HDDは何でもいいです。
先日、HDDが壊れた筆者はAmazonでこれを買いました。
これはバルク品といって、ケースがついていないため安価な商品です。
HDDとしての機能はありますが、その他電源などがついていない商品です。
したがって別途ケースを買う必要があります。
そこでガチャベイを導入するのです。
これを使うと、USBのケーブルは一本、電源ひとつでHDDを4台まで収納できます。
データ容量がかさみがちな音楽データや、動画データ専用のディスクを用意しておくことが可能なのです。
HDDなので速度は期待できませんが、USB3.0対応なので、ボトルネックになることはなく、
sATAの機能を最大限に活かした速度でやりとりが可能です。
もちろん、バックアップ用のディスクに、音楽データや動画データ専用のディスクもバックアップするよう設定する必要がありますし、
バックアップ用のディスクはそれらをバックアップしても事足る容量である必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
昨今、データのバックアップはクラウドということもありますが、
音楽データや動画などのデータは肥大であるため、HDDに取得するのがスマートです。
OSの機能で取得すれば、OSをまるっとバックアップできるので、
例えシステムが死んでも復旧することが可能です。
今回バックアップの重要性を改めて認識したため、記事化いたしました。
皆様の大事なデータもしっかりバックアップとってくださいね。
まあ、それはそれでお別れということで前を向いて進んでいくでし!