五等分の花嫁∬OP「五等分のカタチ/中野家の五つ子」メロディーコード分析

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  • 五等分の花嫁∬のOP曲が知りたい
  • 「五等分のカタチ/中野家の五つ子」がどのように作られているか知りたい

方に向けて書いています。

 

五等分の花嫁∬

 

前回こちらで、OP曲の歌詞について分析しました。

作家は男性ながら、思春期の女性の思いが込められた素晴らしい歌詞でしたね。

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さて今回はメロディーやコードについてにみていきたいと思います。

作詞作曲編曲の武田将弥さんはこの曲にどのような仕掛けを入れ込んだのか。

 

 

 

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メロディー&コード分析

 

イントロ

 

セリフと歌から始まりますが、今回はその後(「独り占めしてもいいかな」の後)から見てみたいと思います。

まずはイントロです。

 

印象

 

 

8小節のイントロは、「駆け出していく」「少し切ない」「王道の道」「世界が変わる」などの印象を持ちました。

聴いた時点でコードが大概わかってきた感じですね。

ただひとつ、4小節目の終わりに何やからとっても「オシャレ!」と思ったポイントがありました。

 

 

 

分析結果

 

 

分析結果IVから始まる進行が「駆け出していく」印象の元であることがわかります。

IVはサブドミナントなので、頭に置かれると曲が続いていく感じがするんですよね。

 

その後の「少し切ない」は♭VIdim-VImに進行する泣き進行。

そしてその小節終わりのオシャレコードはEmM7/B♭でした。

 

自分的にmM7のコードの使い道がいまいちわかってなかったので、肥やしにしていきたいと思います。

 

その後はIV-V-IIIm-VImの超王道進行をしますがその後、♭VIメジャーを使って「世界が変わる」を印象づけています。

♭VIはマイナーキー由来のコードなので、転調したように聞こえるためそのような効果があります。

 

この場合、次にF(♭VII)に進んでB♭に落ち着くこともできますが、

転調はせずにD(V)に戻り、Gに解決します。

 

 

Aメロ

 

印象

 

 

Aメロは「足並を揃えて」「学校のような」印象を持ちました。

4小節目からはイントロにもあった王道進行に聞こえましたが、ここでは「気持ちが動いていく」印象。

 

Aメロ終わりには「少し切ない」印象を持ちました。

 

分析結果

 

 

Iから始まる基本中の基本進行ですね。

「足並を揃えて」の印象の理由はどちらかというとリズムによるものだと思います。

 

そして「気持ちが動いていく」部分はやはり王道のIV-V-IIIm-VIm進行。

そして「少し切ない」がマイナーキー由来のIVmであることがわかります。

 

前半4小節が明るく元気のいい感じで、後半4小節は変化と切なさで対比されています。

 

メロディーもそれに追従するように作られていて。

前半4小節は、Gメジャーメンタトニックでダイナミックなメロディーに対し、

 

後半4小節は、Eマイナーペンタトニック+T9で半音の動きを出すことで繊細さを出しています。

まさに計算された作りということです。

 

 

 

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Bメロ

 

印象

 

 

こういった元気な曲はBメロでハーフテンポっぽくなることが多いですが、この曲もそうですね。

「停滞する」印象が続き、イントロ同様「オシャレ!」と思うポイントがありました。

 

その後サビに向かって「動き出す」「ドキドキ」という印象を持ちました。

 

分析結果

 

 

メロディーはAメロ終わりどうようEマイナーペンタ+T9で繊細さのあるメロディーです。

停滞する感じはどちらかというとハーフテンポによる効果といえそうです。

 

4小節までは、ベースの順次可能進行で、上モノはずっとGです。(Em7=G/E)

I/IVはコードスケール上はIVがアボイドなんですが、低域と高域で音が離れているのでOKなのでしょう。

 

そしてオシャレに感じた進行は、B♭dim7でした。順次下降していた結果Am7につなげるためのコードといえそうです。イントロとmM7とは少し構成音が異なるのがミソですね。

 

「ドキドキ」の正体はIV-IVmという動き由来。

そしてサビに向かうにあたり、Vsus4-Vで締めています。

 

なぜVだけでなくsus4を挟んでいるか。

ここでメロディーがDo-TIDoRe(かーたちは)という動きをして、G(Do)の音が伸ばされるからです。

 

VのときDoはアボイドであるために、sus4でぶつからないようにしています。

 

 

 

サビ

 

印象

 

 

サビは、基本的超王道進行の繰り返しですね。

 

なので詳しく分析しなくてもほぼIV-V-IIIm-VImなんだろうなってもうわかります。

たあ、サビの後半がクリシェしていくのでそこで「切ない」印象をもちました。

 

分析結果

 

 

まずメロディーについて。

 

サビの歌い出しはメジャーペンタでダイナミックに。

次の2小節はマイナーペンタで繊細に。

とうまく対比されていることがわかります。

 

また「切ない」印象をもった後半6小節もマイナーペンタです。

この半音の動き、青春における人を好きになるほろ苦さを計算して作っています。

 

続いて、「切ない」のコード進行。

 

この手の下降進行で、

VIm-♭VIaug-V-IIがあるのですが。

 

それとはちょっと違う。

VIm-♭VIaug-I/V-#IVm7-5

 

という進行です。

少し響きは違いますが、機能は同じといってよいでしょう。

 

作曲時は臨機応変に使えるといいですね。

 

ちなみにこの#IVm7-5はサビのキメ前にもう一度出てきています。

この#IVm7-5はトニックの代理とも言われていて、米津玄師の「Lemmon」のサビ終わり(1:20あたり)

でも使われています。

 

サビの終わりをエクストラバーでリピートしたいときに有用です。

 

 

 

のおとさん
やっぱり楽曲を改めて聴いていたらもう一度観たくなっちゃいました。
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まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

とくに複雑なコードが多用されているわけではありませんが、

王道の進行の中に、mM7やdimを入れることで思春期特有の不安感、そしてベースのオクターブ奏法によるドキドキ感が演出されていました。

 

こういった印象を制御できるのがプロの仕事ですね。

 

武田将弥さん、素晴らしい曲をありがとうございます。

とうに青春のすぎた筆者も毎回OPEDともに飛ばさずに見させていただきました。

 

 

くどしゅん
アニメのOPやEDを飛ばすのってかなり損してるよ。
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