上手いバンドがやっている個人練習方法

 

 

この記事は

  • コロナ禍で集まる回数が少なくて困っている
  • これからの新しい練習方法が知りたい
  • 個人練習の正しいやり方が知りたい

方に向けて書いています。

 

リハーサルスタジオになかなか行けない

 

2020年、新型コロナウイルスの影響で、バンドのリハーサルが思うようにできない日々が続いています。

県外への移動も自粛要請があったり、コロナ警察と呼ばれる外部からの目もあり、バンドマンには辛い状況が続いています。

 

昨今では、オンラインを利用したリハーサルもNETDUETTOを利用すれば行うことは可能ですが、

これを機に、個人練習の方法を見直してみるのもありかもしれません。

 

そもそもスタジオでやるべきこととは

 

そもそも、リハーサルスタジオでやることは一体なんでしょうか?

おそらく多くのアマチュアミュージシャンの場合

リハーサルスタジオでやること
  • 曲作り
  • アレンジ
  • 合わせ練習

 

なんかがほとんどだと思うんです。

ですが上手いバンドの場合

リハーサルスタジオでやること
  • 曲間のつなぎ確認
  • ゲネプロ

 

という意識のほうが高いです。

つまり、曲の練習は各自家でしてくるのが当然なのです。

 

そもそも各人が集まって何時間もスタジオにこもる。

というのは人的リソース的に生産性が低いです。

 

それじゃあ息が合わないとか、合わせづらいというのは個人練習の仕方が悪いのです。

上手いバンドの場合は、各パートがそれぞれ

 

  • 楽器の基礎練習
  • 曲自体の練習
  • 探求の根を伸ばす活動

 

を圧倒的な時間をかけてやっています。

 

とある音楽大学の調査では、個人練習に多くの時間をかける生徒のほうが優秀という結果が出ており、

彼らにしてみれば合同の練習は単なる確認作業に過ぎないのだそうです。

 

 

個人練習を極めよう

ではどのような個人練習をすればよいでしょうか?

先程の3つをそれぞれ細かくみていきましょう。

 

楽器の基礎練習

まずは楽器の基礎練習です。毎日必ず実施する必要があるものです。

 

歌であればボイス・トレーニング。

輪状甲状筋や閉鎖筋を鍛えるトレーニング。正しい音程を発声する発声音識別力を矯正したり、音程を上下するトレーニングとなります。

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弦楽器であれば運指。

ギタリストにとっては指の力は命です。指が柔らかいままだと運指にも影響が出ます。毎日やって筋力と指の皮膚を維持しましょう。

必ずメトロノームを利用すること。

 

 

打楽器であればパラディドルなど。

打楽器であればパッドなどを利用したトレーニングは大事です。手首のしなりやスティックの返り具合など、細かく体に染み込ませていく必要があります。

こちらも必ずメトロノームを利用すること。

 

 

 

曲自体の練習

次に曲自体の練習です。

 

おそらく何かしらの仮音源を鳴らしながら練習をすると思います。

確かにそれも必要ではありますが、ここにメトロノームを利用した練習をプラスしてください。

 

メトロノームを8分裏で鳴らした状態や、2拍4拍で鳴らした状態で曲の練習をします。

この、リズム的練習の重要性についてはこちらで解説しています。

 

探求の根を伸ばす活動

僕のブログでは度々出てくる「探求の根」の話。

「13歳からのアート思考」という本にかかれています。

 

 

要するに、興味があることを掘り下げることです。

 

ギタリストであれば、

 

  • コピーをし続ける。
  • 教則本を常に実践している

 

などの課外活動です。

例えば、J-POPやJ-Rockなどではあまり頻出はしない、モード的アプローチを研究したり、

ドミナント時のスケール(コンディミ、オルタード、ホールトーン)を使ってギター・ソロを作ってみたり。

 

今はバンドには必要ないけども向上することを常に課外活動として行うのです。

ちなみにこれ、楽器外であってもいいと思います。

 

対人スキル、マーケティング、グッズ作り、Webサイトづくり。。

バンドで役に立つスキルは意外とたくさんあるものです。

 

そういった根を育んでいるミュージシャンは強いですよ!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

上手いバンドがやっている個人練習の方法でした。

 

ただ、みんなで集まって音を出したり、曲をああでもないこうでもないと作ったりするのが楽しい。

という人もいるかもしれません。

 

でもメンバー全員がそうとは限りません。

特に僕みたいに、鍵盤の人よりも鍵盤上手くなっちゃったり。向上意欲がものすごい人がいるのも事実です。

 

そういったメンバーとも意識をあわせるために、個人練習の質を上げていきましょう。

 

 

 

 

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