2020年最新!ボカロの始め方

DTM

この記事は

  • これからボーカロイドを始めたい
  • 何を買えばいいかわからない

方に向けて書いています。

 

 

なお、著者も今回新たにボカロを初めてみようと思いいろいろ調べた結果をまとめた記事となります。誤りがあればご指摘ください。

 

 

ボーカロイドって何?

ボーカロイド(VOCALOID)とは、現在では主に2つの意味で用いられています。

 

  1. ヤマハが開発した音声合成技術。またはその製品の総称
  2. 上記応用製品に設定されているキャラクター群のこと

wikipediaより

 

コンピュータ上で音声を合成し、歌詞を当てはめて仮想的なキャラクターに歌わせることができる技術で、

ボカロと略されることが多く、「ボカロ」自体はヤマハの商標登録ですが、

 

一般的には2のほうを指すことが多いように思います。

 

一番有名なのが「初音ミク」ですね。

BUMP OF CHICKENなど様々なアーティストとコラボしたり、ニコニコ動画では「feat. 初音ミク」という動画が星の数ほど存在します。

 

また、そういった初音ミクのような仮想的なキャラクターを使い、作詞作曲を行って作品を作り上げる人は「ボカロP」(Pはプロデュース)と呼ばれ、

 

プロ、アマチュア問わず自分の作品を発表できる独特の文化が作り上げられています。

 

昨今はオールターゲットになった米津玄師さんもボカロP出身で、

最近は大成建設のCMの曲で多くの人に知れ渡ったヨルシカのn-bunaさんもボカロP出身です。

 

 

最近は仮歌にも使われるボカロ

最近はこのボカロが、実際のバンドの仮歌や、コンペの仮歌にも使われているようです。

 

先日YOASOBIの楽曲の仮歌がボカロで作られている様子がTVで放映されていました。

 

  • リーディングシートをいちいち書いたり
  • 歌詞ののせ方を説明する必要もない
  • キー変更が発生してもすぐ対応できる

 

など様々な利点があるため、仮歌にボカロを使うというのは作業効率がよいのでしょう。

 

 

何が必要?

ボカロをこれから始める場合、何を揃えれば始められるか?

最近はiphoneやipadでも作ることは可能ですが、ここではPCやMac上で行う方法で考えてみます。

 

ここでは簡単に記載しますが、より多くのバリエーションを知りたい方は、

アンメルツPさんの書籍を読むことをオススメします。(私も読ませていただきました。)

 

 

PC/Mac

まずパソコンです。

ある程度スペックが高いものがよいのですが、CPUがcore i5 とか、core i7であれば問題ありません。

PC/Mac上で演算したりサンプリングされた音をたくさん流すため、メモリは多く積んでいたほうがよいです。

後から増設できるものであれば8GBでも問題ありませんが、固定になってしまうのであればもう少し増設しておきたいところです。

 

なお、ディスクはHDDでも全く問題ありませんが、SSDであればアクセス速度が速いため、より快適に作業できます。

予算によりどちらにするか決めましょう。

上級手段になりますが、OS領域はHDDで、ソフトウェア音源はSSDから読む。という方法もあります。

 

中古のMacであれば、5年前くらいのモデルであれば快適に作業できるでしょう。

ただし、無印のmacbookやAirではスペックが低いので、macbook proやimacにするのがオススメです。

 

 

 

DAW

デジタル・オーディオ・ワークステーションの略で、音楽の作曲、録音、編集などの一連の作業ができるソフトウェアをさします。

 

様々なソフトが存在しますが、初心者であれば下記がオススメです。

※後述するボイスライブラリを購入することでDAWが付属するものもあります。

 

Cakewalk by Bandlab(Windows)

そのむかしSONARと呼ばれていた有料DAWですが、現在は無料で使うことができます。

ダウンロードはこちらから。

 

Studio One(Windows)

Windowsで最近ポピュラーになりつつあるDAWです。

エディションが複数存在しますが、Artistがオススメです。ただし、ボイスライブラリを購入すると付属する場合があります。

PRESONUS STUDIO ONE 5 ARTIST
created by Rinker

 

 

Cubase(Windows/Mac)

MIDIに強く、ユーザーの多いDAWです。プロも多数使っています。WindowsとMacに両対応しています。

VOCALOID4時代は、「VOCALOID Editor 4 for Cubase」通称”ボカキュー”と呼ばれる専用プラグインがあったようですが、VOCALOID5ではないようです。

 

Garageband(Mac)

MacOSに標準で付属するDAWです。

他のDAWに比べて機能が劣りますが、無料で使えてカンタンなので初心者にオススメです。

物足りなくなったらば、次項のLogicを利用するとよいでしょう。

 

Logic Pro X(Mac)

 

以前はEmagicという会社の製品でしたがAppleに買収され、現在はApple製品となっています。

MacユーザーであればLogicをオススメします。一通りのバーチャルインストゥルメンタルやエフェクトはもちろん揃っていますし、今後のApple Siliconへの対応も自社製品であるためスムーズであるためです。

宇多田ヒカルさんも使っていることで有名です。

 

 

 

ボーカルエディター

ボーカロイドを編集するソフトです。

DAW上のサブソフトとして起動したり、単体で起動するものもあります。

 

2020年現在では、VOCALOID5かPiapro Studioがオススメなのですが、詳細は後述します。

 

 

ボイスライブラリ

初音ミクやその他のキャラクターの声のライブラリです。

ボイスエディターに読み込むことで、キャラクターの声で歌わせることが可能となります。

 

様々なキャラクターの声があり、中にはSEKAI NO OWARIのFukaseさんや、Gacktさんの声を再現したものや、声優さんの声を再現したものものまで多数存在します。

 

どれを選ぶかは好みなのですが、2020年以降、ボーカルエディターによっては使えないボイスライブラリもあり、注意が必要です。

こちらも詳細は後述します。

 

 

くどしゅん
パソコンやMacがあって、DAWがあって、その上でボカロのソフト(エディターとライブラリ)が必要になるということですね。
DAWはひとまず無料のものか、ボイスライブラリに付属するものを使えばよさげ。

 

 

2020年のボカロ事情

で、自分もボカロを初めてみようということでボーカルエディターとボイスライブラリを買おうと思ったのですが。

 

そこで2020年におけるボカロの課題に直面しました。

 

VOCALOID5の評判があまりよくない

 

現在リリースされているVOCALOIDは「5」というバージョンです。

 

このバージョンでの操作性が以前のバージョンよりも使いづらいというレビューが多く、また削減されたしまった機能があることを知りました。

 

これから始める分にはまったく問題ないことですが、後述する初音ミクNTのこともあり、導入するか非常に迷うポイントとなりました。

 

ただ、VOCALOID5であってもVOCALOID3向けにリリースされたボイスライブラリまで使用することが可能であるため、いろいろなボイスライブラリを使いたい人にはオススメです。

 

 

 

初音ミクNTが2020年11月リリース

 

じゃあVOCALOID5買えばいろいろできるなと思った矢先、「初音ミクNT」なるものを見つけてしまいました。

 

11月に正式リリースされる予定の最新版の初音ミクです。

なんですが、これVOCALOID5では使えないのです。

 

なんでもクリプトン社が独自に開発したPiapro Studio NT上で動く、ボカロ(ヤマハライセンスでないので正式にいうとボカロではない)なんだそうです。

 

NTはニュータイプということらしいです。

Piapro StudioもNTになるので、これまでのボイスライブラリも使えないと思われます。

 

手の混んだ調声(人間が歌っているように調整すること)をせずとも自然に歌い上げることが可能で、かつボカロPがほしかった機能が実装されており、VOCALOID5より使い勝手がよいというレビューもあります。

 

リリースまであと少しですが、予約をすればスタンドアロン版を触ることができるようです。

 

 

CatalinaのPiapro Studio対応

 

じゃあ、初音ミクのトライアル39日を使ってみて、初音ミクNTのリリースを待ってみようと画策したのです。

 

ですが、Piapro StudioがMacの最新OSであるCatalinaではプラグインとして認識されません。

 

アップデートすることで起動できるという記事を拝読した(大変役立ちました。ありがとうございます!)のですが、ファイルが購入者しかDLできないため、トライアルではアップデートはできず、

 

かつファイルのアクセス件をターミナルで操作するなど、初心者には障壁が大きいことがわかりました。

 

 

これからボカロを始める手段4選

 

ということで2020年現在は、ボカロを始める方法が複数あり、ユーザーに選択が委ねられるということがわかりました。

まとめすと

 

手段1:VOCALOID5を買う

最新のVOCALOID5を購入することで標準で4つのボイスを使うことができます。

何か特別欲しいキャラクターがいないのであれば、これを買うだけでボカロで歌わせることが可能です。

 

またこれまで(VOCALOID3〜)のボイスライブラリも利用することができるため、ボイスライブラリを追加購入すればたくさんのキャラクターを歌わせることが可能です。

 

しかしながら、最新の初音ミクNTを利用するこができません。

 

 

手段2:Piapro Studioつきのボイスライブラリを買う

従来のボイスライブラリにはPiapro Studioつきのライブラリがあります。

初音ミクV4Xなどがそうです。

 

これを購入すれば、VOCALOID5を購入することなくボカロが使えるため、一番安価な方法といえます。

 

もちろんこれまでのボイスライブラリも使えるので、追加購入することでたくさんのキャラクターを歌わせることができます。

 

さらにStudio One Artist Piapro editonというDAWと、PreSonusソフト音源が付属するため、PC/Macさえあれば制作環境が整えられます。

 

しかし、Macが最新OS「Catalina」である場合インストールが初心者には難しく、

また今後発売する初音ミクNTは使えないというデメリットも存在し、将来性の面で不安が残ります。

 

 

手段3:初音ミクトライアルで39日無料で使う(Catalinaは不可)

OSがCatalinaでなければ、無料トライアル版を試すことができると思います。

ユーザ登録をするだけで、初音ミクのボイスライブラリをPiapro Studioとともに39日間利用することができます。

 

 

手段4:初音ミクNTを予約する

初音ミクNTを予約することで、ベータ版をダウンロードしてスタンドアロン版ではありますが最新の初音ミクで創作することが可能になります。

 

今後のボイスライブラリもNT版が増えることが予想されるため、将来性があるともいえます。

一方現在は初音ミクの音源しかなく、バリエーションという面でデメリットもあります。

 

こちらもStudio One Artist Piapro editionとPreSonusソフト音源が付属します。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

ボカロ界はいろいろと過渡期であるということがわかりました。

ただし、Macも今後Apple Siliconに変わっていきますし、常に何かしらが過渡期にある状態が続くんだと思います。

 

今回僕の結論としては、初音ミクNTにすることにしました。

NTの将来性にかけてみたくなったのです。

 

大事なのは、曲をちゃんと作っていくこと。

そのためにしばらくは初音ミク一人と対峙していくことにしました。

 

 

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