この記事は
- 白い砂のアクアトープの主題歌が知りたい
- 「たゆたえ、七色/ARCANA PROJECT」の歌詞の意味が知りたい
方に向けて書いています。
白い砂のアクアトープ
2021年7月クールにて放送されたオリジナルTVアニメ「白い砂のアクアトープ」。
沖縄にある存続危機の小さな水族館で繰り広げられるP.A.WORKS制作のアニメーションです。
やっぱり夏はこういったアニメが見たくなりますよね。
前回は、楽曲のコードとメロディーについて分析しました。
この記事は TVアニメ「白い砂のアクアトープ」の主題歌が知りたい 「たゆたえ、七色/ARCANA PROJECT」がどのように作られているか知りたい 方に向けて書いています。 TVアニメ「白い砂の[…]
ARCANA PROJECTが歌う「たゆたえ、七色」は、バラードを思いきやアップテンポに刻みながらも、
サビで4分の6拍子にすることで海に漂うゆったりさを表現した素晴らしい楽曲となっています。
今回は歌詞について考察してみたいと思います。
なんと!作詞は、UNISON SQUARE GARDENの⽥淵智也さんが担当しているんですね。
「髭を剃る、女子高生を拾う」の楽曲も担当した田淵さんの作詞!期待大です。
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歌詞考察
タイトルは「たゆたえ、七色」。
たゆたう=揺蕩う。
意味は
ゆらゆらと揺れ動いて定まらない。
気持ちが定まらずためらう。心を決めかねる。
だそうです。
そして七色。
海の生き物たちを表している言葉か。はたまた海から上を見上げたときに見る光のことか。
Aメロ
※歌詞は著作権保護のため一部のみ引用
砂浜に指で (中略) 気づきたくない
たゆたえ、七色/作詞:田淵智也
大切な場所は物語から想像するに、芸能界のことでしょう。
夢を追い、アイドルを目指した宮沢風花の登の思い。
「漣」は「さざなみ」。
砂浜に描いた絵にさざなみが押し寄せて、しみ込んでいく。
彼女はアイドルをクビになり、逃げるように沖縄にやってきます。
つまり波が「よからぬもの」として描かれています。
その浸食された塩水で、自分の足(心)も濡れたまま、次へ進まなければならない。
時なんて止まればいいのに。
Bメロ
もどかしかったよ 泣きそうだよ
それだって輝いていいはずだたゆたえ、七色/作詞:田淵智也
「それ」とは何か。
さざ波はきらきらしているのに、自分のつま先は濡れたまま。
つまり「それ」は「私」と解釈して。
私だって輝いていいはずだ。
サビ
たゆたえほら (中略) 持っていこう
たゆたえ、七色/作詞:田淵智也
サビです。
海岸線とは、「海と陸地との境界となる線」。
そこに七色にたゆたえ。
「僕ら」は「海の生き物たち」のことかなぁと思いました。
写すというのは、
「ある物をまねてそのとおりの形につくる。」ことだそうで。
つまりそれは水族館そのもの。
そこに再現される景色は、まるで叶えられなかった夢のよう。
過去や現在のことに答えなんてなくてもいい。
この先に向かう未来に見つけたものを持っていこう。
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Aメロ2
追憶に寄り添って (中略) 君に問いかける
たゆたえ、七色/作詞:田淵智也
過去の記憶(アイドルをクビになたこと)に寄り添っていては先はみえない。
逃げ出したっていいじゃないか。その先で世界が切り替わるのなら。
パノラマ=広い眺望。は自分が歩んだ道の歩数だけあるはず。
それに蓋をしてしっかりみようとしないのはなぜ?
1コーラス目とは別の登場人物、つまり海咲野くくるが問いかける
サビ2
孤独になったって (中略) 頑張ってみてよ
たゆたえ、七色/作詞:田淵智也
ここでいう七色は「思い出」や「仲間」のことかもしれません。
一人だと思っていても励ましてくれた人たちはいたはず。
この「使う」というのがちょっとわからなかったんですが。
絵の具として七色を「使う」ってことかなぁと思いました。
そう君も僕ら (中略) 胸の中で
たゆたえ、七色/作詞:田淵智也
前述の七色が効いてくる歌詞です。
君も僕もあの人も、それぞれのかカラーがあってみんなが笑っていられるように描いた地図。
それを無くしてはいけないよ。
展開
漣は記憶を (中略) 海に溶けて
たゆたえ、七色/作詞:田淵智也
冒頭、マイナスなイメージで登場した波。
「攫う」=さらう。
波は奪っていったんじゃなくて、刻んでいったということですね。
ここで波もプラスなイメージになります。
そして「たゆたう」につなげるために「海に溶けて」。
展開2
置いてかなきゃ (中略) 砂の中輝いて
たゆたえ、七色/作詞:田淵智也
人生には出会い別れはつきものです。
人もまた変わっていく生き物ではありますが。
その中でも変わってはいけない部分もあって。
それら両方も砂=大地=中心で輝いて。それら両方も砂=大地=中心で輝いて。
大サビ
たゆたえほら (中略) 命の音
たゆたえ、七色/作詞:田淵智也
サビリフレインです。
過去の忘れたいものも、そこから見つけたものも。
自分が一歩一歩進んだ道だから、大切に未来にもっていこう。ということでしょう。
海に溶けたということは、海と同化したということ。
まさに命のジュースと言われる海。
その命の音を未来にもっていこう。
心揺さぶってくれた方々に本当に感謝!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
なんとなく、歌詞の内容の壮大さから、
やはり水族館はなくなってしまうのではないか。という雰囲気を受け取りました。
しかしながら、彼女たちや登場人物たちの志みたいなものは残っていて、
その命の音を未来に持っていこう=忘れずに進んで行こう。
みたいな終わり方を予想しています。
さて物語はどうなるのでしょうか?