古見さんは、コミュ症です。2期ED「子喋日和/Fantastic Youth」歌詞考察

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  • 古見さんは、コミュ症です。2期ED曲が知りたい
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方に向けて書いています。

 

古見さんは、コミュ症です。2期

 

2022年4月クールにて放送された「古見さんは、コミュ症です。」の2期。

 

1期が終わって3か月という短い期間を経て2クール目に突入です。

 

前回は、ED曲「子喋日和/Fantastic Youth」のメロディーとコードについて分析しました。

 

シンプルなピアノから始まるも、非常に凝ったコード展開をしていく素晴らしい楽曲でした。

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今日のその「子喋日和」の歌詞について考えていきたいとい思います。

 

 

歌詞考察

 

小喋日和とは?

 

まず、タイトル。「子喋日和」ですよね。

子喋という言葉を検索してみても、そういったワードはありませんでした。

 

つまりこれは造語ということなので、何かとかけていると推察するならば。

「小春日和」ということになるのでしょうか。

 

アニメを見ていればわかりますが、古見さんは喋ることが苦手です。

いつもノートで会話しています。

 

それでも彼女は只野くんや個性的な友達と出会い、少しずつ言葉を交わしていくようになります。

そんな暖かで穏やかなイメージを「小春」とかけているように思いました。

 

内容考察

 

詳細を見ていきたいと思います。

 

曲がり角はすぐそこに
もう見えているのに
気づかれないように
心の中でカウントしてる
響く靴音はひとつだけ
見えないパラメーターが
気になって仕方がないまま
いつだって客席から誰かを見てる

小喋日和/Fantastic Youth

 

この「曲がり角」は何かの比喩なのか。

というのは一旦おいておいて、学園アニメなので普通に廊下の曲がり角として。

「気づかれない」ということから少なからず、自分以外の誰かが登場してきます。

 

心の中でカウントしているのは何か。

それはおそらく後続の「靴音」。

それがひとつということは、自分の足音は隠しているということでしょう。

 

相手の靴音で、相手がどんな心境なのかがわからないために、「パラメータが気になって」しまう。

相手の心を伺って、人間関係から一歩引いてしまうということでしょう。

 

寂しがりの歌を耳に詰めこんで
くすぐったい考え事をして
何度だって手を取り合えそうだ
案外大丈夫 案外大丈夫

小喋日和/Fantastic Youth

 

コミュニケーション下手な人の妄想みたいな部分を歌詞にしているように感じました。

何度もシチュエーションを想像して、練習して、(この部分が「くすぐったい考え事」)

「よし、大丈夫」に至るまでの妄想。

 

そっと踏み出すと
塗り変えられていく
知ってるはずの景色
いつもより静かで
それでもたしかに
過ぎていく風の中で
君の声で顔を上げた
噛み合わない部品
握りしめて

小喋日和/Fantastic Youth

 

でも実際に、妄想していた通りにはならなくて。

いざリアルで実践してみると、想像とは全然異なる結果になったり。

 

それは、自分以外の相手がいるからです。

相手とコミュニケーションを図るということは、予想だにしないことの連続です。

 

もしかしたらこの主人公は相手と話すのは初めてなのかもしれません。

予想していた「声色」すら違ったかもしれません。

 

そういった「嚙み合わない部品」がたくさんであっても。

 

余談ですが、このBメロで転調する変なコード進行になるので。

個人的に春の生暖かいような風を感じるんですよね。

 

予想だにしないことが起きる春といった印象です。

 

君の色は何色?
少し声に出してみたくなって
でも ああ、やっぱり言わなくてもいいよ
混ざり合う
信号のない交差点みたいにじんわりと
広がる 溶ける
両手いっぱいに君の言葉抱えて
知りたい 見てみたい 触れたい
ぼやけたレンズの向こうから
こっちに手を振ってる
顔が見えない誰かが。

小喋日和/Fantastic Youth

 

「色」は何の比喩でしょうね。

コミュニケーションから感じとれる「雰囲気」や「人間性」みたいなものでしょうか。

 

それを「やっぱり言わなくてもいいよ」とはどういうことか。

「言わなくてもわかる」ということか。「配慮する」ということとも捉えられます。

 

「混ざりあう」というところで、二人の壁が溶けていくようなイメージになります。

 

「信号のない交差点」があったなら、通行者は慎重に進むでしょうね。

それが「じんわり」ということなのでしょうか。

 

ああ、この歌詞はエヴァでいうATフィールドみたいな人と人の心の壁みたいなものを歌詞にしているように思います。

 

コミュニケーションによってだんだんと心の壁がヌルヌルと溶けていき、その先にみえる本当に相手が見えてくる。

 

顔は見えないけれど。という感じなんでしょうか。

 

導きを待ってるだけで
たったひとりで
突っ立ってた廊下
見透かされちゃうような気がしてる

小喋日和/Fantastic Youth

 

2コーラス目で「廊下」というワード。

やはり学校を意識しているように思いますね。

 

主人公は誰かに視認されたけども、立ち尽くすことしかできずに。

相手に心を見抜かれているように感じている。

 

瞬きが鼓動に変わる
まぶたの上に今日も
気になって仕方がない君の
まだ読み取りきれない表情を写す

小喋日和/Fantastic Youth

 

主人公の動揺が伺えます。

鼓動はやはりドキドキなので、緊張して瞬きをしてしまうといった感じでしょうか。

 

はたして「まぶたの上」とは。目が開いている状態か。閉じている状態か。

それによって自分の想像の相手か、リアルな相手かが決まりますが。

 

どちらにしても、相手の表情から感情は読み取れない状態であることがわかります。

 

窓から流れ込んできた風向きを
なんだか意識するようになって
答えのないような甘い話を
君にも言えそうだ 君にも言えそうだ

小喋日和/Fantastic Youth

 

ここもまた、妄想パートといった感じ。

ただ1コーラス目とは違うのは、その前段の歌詞から二人が対面しているかのような違いがあること。

 

対面しながらも、言葉がなかなか出ない状態が連想されます。

 

季節の色と匂いが強くなってく
触れた瞬間にもっと鮮やかに
胸が高鳴るのは夢の始まりみたいに
手をそっと握られながら
ほら心地よく、流されてく

小喋日和/Fantastic Youth

 

言葉の意味よりも、映像を伝えたい歌詞のように感じました。

 

その中「触れる」や「手をそっと握られながら」という歌詞。

これは主人公の妄想なのか、果たしてリアルなのか。

 

「心地よく、流されてく」というところからどちらかというと妄想部分なのかなぁと感じました。

 

君の音、どんな音?
少し耳澄ましてみたくなって
いつかもっと聴こえてくるのかな
重なり合う
ちぐはぐな呼吸でも
愛しく思えるような
日々がきらめく
両手いっぱい君への花束抱え

小喋日和/Fantastic Youth

 

「色」が「音」へ変化しました。

これも何かの比喩なんでしょうが、やはり相手の声のように感じますね。

 

ドストレートにいえば、古見さんの声という感じ。

2期になって言葉が増えてきた古見さんですが、まだまだノートを利用しています。

 

「ちぐはぐな呼吸」から彼女が震えている描写が連想されます。

古見さんは、極度のコミュ症なわけですが、それでも日々友達が増えていきます。

 

その日々が魅力的で、みんながいいやつだからこそ、この作品は

「日々がきらめく」ように見えるのでしょうね。

 

それが作者からの「花束」なのかもしれません。

 

道しるべなんかなくても
一歩ずつ進んでる“自分”のことが
好きになれるそんな時が来るから
朝焼けと夕焼けのどちらも見たくて
そんな小さな欲張りが
少し、またほんの少しって僕らを促す

小喋日和/Fantastic Youth

 

コミュ症の原因って、自己肯定感の低さというのも要因としてあると思います。

意外と大人になったもその問題を抱える人は多いです。

 

それが鬱とかの原因になったりもします。

 

しかし、それをしっかりと認識していくことで「好き」になれるときは必ずやってくるものです。

 

「朝焼け」にしても「夕焼け」にしても空の色は同じです。

それでも、時間や太陽の状態が異なります。

 

どちらも見たいというのは、「生きる」ことへの渇望と言えるでしょう。

その欲がまだ残ってるから、僕らはまだ頑張れる。

 

のおとさん
くどしゅんさん、音楽の世界って奥深いですね。何か自分も作ってみたくなりました。
でも歌は歌えないんですよね。。
くどしゅん

ならボーカロイドで作曲をはじめてみたらどうだろう?
歌が歌えなくても歌を作るボカロPになれば君も立派なアーティストだよ。
参考までに筆者の曲を紹介しておくね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

普段、アニメのOP曲やED曲の歌詞を分析しているんですが。

 

この曲は、超絶に解釈が難しい曲であると同時に、意味がよくわからないけれど感情が伝わる歌詞であることがわかります。

逆にラブライブ!なんかの歌詞はわかりやすく、解釈もしやすい楽曲です。

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どちらがよいというわけではありません。

 

しかし、今回の「子喋日和」のような、言葉の意味よりも感情にダイレクトに届くような歌詞を筆者も書けるようになりたいなと思うのでした。

 

 

 

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