映画ゆるキャン△OP「Sun Is Coming Up/亜咲花」メロディーコード分析

この記事は

  • 映画ゆるキャン△のOP曲が知りたい
  • 「Sun Is Coming Up/亜咲花」のコードが知りたい

方に向けて書いています。

 

映画ゆるキャン△

 

2022年7月に公開された「映画ゆるキャン△」。

 

 

TVシリーズ2作も大人気で、聖地に訪れる外国の方も多い人気作が映画になりました。

原作は連載中ですが、映画ではなんと女子高生ではなく大人になった彼女らが描かれています。

 

OP曲「Sun Is Coming Up/亜咲花」

 

映画のOP曲を担当するのは、TVシリーズからOP曲を担当されている亜咲花さん。

 

 

これまでのゆるキャン△を踏襲した、さわやかな楽曲となっております。

前作の楽曲についての分析記事については以下をご覧ください。

あわせて読みたい

この記事は TVアニメ「ゆるキャン△2期」OP曲が知りたい 「Seize The Day」のコードやアレンジの解説が読みたい 方に向けて書いています。   ゆるキャン△2期日OP「Seize The […]

あわせて読みたい

この記事は ゆるキャン△ SEASON2の主題歌が知りたい Seize The Dayの歌詞の意味が知りたい 方に向けて書いています。   ゆるキャン△ SEASON2   2021[…]

 

今回作詞も前回の楽曲から同様の永塚健登さん、 作編曲は永塚健登、立山秋航のお二人が担当されています。

 

今日はこの楽曲のメロディーとコードについて分析してみたいと思います。

 

 

Amazon Music Unlimitedがおすすめ!
30日無料で6500万曲が聴き放題!

 

メロディー&コード分析

 

 


 当ブログのコード譜の見方

 

当ブログでは、まず聴いた印象を言葉にしてから、コードを採取しています。
印象を確認する際は2行、最終的にコード譜4行の表となります。セルは2拍単位です。例えば以下のような表示になります。

(冒頭歌詞)

コード 例:CMaj7
度数 例:IMaj7
印象 例:たのしい、悲しい
メロディースケール C Major penta

 

キラキラ光る〜

E♭/G E♭m D♭/F G♭
II/♭V IIm I/III IV
ワクワク
B♭m penta+T9

 


 

 

イントロ

 

印象

 

再び始まる ワクワク

 

ブラスが用いられた軽快なサウンドが特徴的ですね。

ここでの印象は「再び始まるワクワク」です。

 

今回のゆるキャン△は原作で描かれていない、大人になった彼女たちです。

 

大人になるということは、友人ともなかなか会えなくなったり、仕事の壁にぶつかったりするということです。

そんな中、キャンプを通じて、また新しい楽しさが始まる感じがします。

 

のおとさん
なぜ印象を確認するのですか?
くどしゅん
音楽は感情がすべてだからだよ。心がどのように動いたか。
どんなふうに感じたかを書き留めておくことはとても重要なんだよ。

 

 

分析結果

 

A A6 AMaj7 A6 A A6 AMaj7
I I6 IMaj7 I I I6 IMaj7  
再び始まる ワクワク

 

Key=Aです。

ルートはずっとAで、コードが変わっていく感じです。すべてAでもよいかと思いますがここでは、ブラスの特徴的なフレーズをコードで表すために、このような記載としました。

 

ちなみにAMaj7がA7であれば、完全にブルースのフレーズとなります。

 

ワクワクの由来はやはりブラスによるものでしょう。

ブラスがいるということは、人数が豊かな編成であることがわかります。

 

そこから再び、離れ離れになった彼女たちが集結するワクワクのようなものを感じたのでしょう。

 

 

のおとさん
記事を読んでいたら、もう一度観たくなってきてしまいました。
くどしゅん
わかる!もう一度心揺さぶるシーンを観たいよね!
そういうことなら見放題の動画配信サービスU-NEXTがおすすめ!
なんともう一度観たくなったドラマやアニメ、映画が14万本以上見放題!!

 

31日間無料で観られて、いつでも解約可能!
アカウントも4つ同時視聴可能で家族も見放題!

フルHD/4K画質対応だから、ブルーレイと同等の画質で楽しめます。

  • アニメ見放題作品数No.1!!
  • 無料トライアル期間中に解約すれば月額料金不要!
  • マンガもラノベも読める!!

 

Aメロ

 

印象

Can’t Stop〜

おだやかな日常 変化 続いていく

余所見していても〜

動き始める

Start my day off〜

賑やかになる アクシデント が起きる

風にのって〜

いろいろな ことが 巻き起こる

 

 

 

Aメロでは、「穏やかな日常」という印象から始まり、2小節目でいきなり「変化」-「続いていく」といった印象を持ちました。

この「変化」は嫌な印象ではなく。

ゆるキャン△って殺伐なシーンって一切ないんですよね。

 

作品通して共通しているのは人々の暖かさ。そのようなものがAメロから綴られていて、とはいえそこは大人になった彼女たち。

大変なことも経験しつつ、ちょっとしたことからまたワクワクが始まっていくような感じです。

 

それを表現するように、後半から「動き始める」「賑やかになる」といった印象に遷移していきます。

 

分析結果

 

Can’t Stop〜

A F#7/A# Bm7 Bm7♭5
I VI7/#I IIm7 IIm7♭5
おだやかな日常 変化 続いていく
A Major Penta F#m penta+T9

余所見していても〜

Bm7 E7 C#m F#m D D/E
IIm7 V7 IIIm VIm IV IV/V
動き始める

Start my day off〜

A A#dim7 Bm7 Bm7♭5
I #Idim7 IIm7 IIm7♭5
賑やかになる アクシデント が起きる
A Major Penta Bm penta+T9 (G bend) (F bend)

風にのって〜

A F#m Bm Esus4 E A Asus4 A
I VIm IIm Vsus4 V I Isus4 I
いろいろな ことが 巻き起こる

 

Keyは変わらずAです。

4小節目のBm7♭5は、コード的印象からするとIVmに聞こえます。

 

おそらく機能的にもここはIVmと捉えていいと思うんですが、ルートがBであるためにBm7♭5としてあります。

 

「動き始める」の由来は、ここでコードが倍テンで変化していくためですね。

 

その他面白いところは、2小節目のF#7/A#と10小節目のA#dim7。

この2つの構成音は1音違うだけで響きが非常に似ているんです。

 

なので同じコードかな?と思ったんですが、10小節目はメロディーが本来Key=AのスケールであるG#ではなくGにベンディングされているために、dim7であると解釈しました。

 

2つのコードはどちらも調性外のコードであるために「変化」や「アクシデントが起きる」といった印象となったのでしょう。

 

同様に12小節のBm7♭5のところもメロディーのF#がFにベンディングされています。

 

G音もF音もいわゆるAマイナー・スケール由来の音ですので、ここでちょっとあんにゅいさが出ていますね。

 

メロディーは上記のベンディング以外は、Aメジャーペンタトニックと、Bマイナーペンタトニック+T9で構成されていました。

 

のおとさん
くどしゅんさん、音楽の世界って奥深いですね。何か自分も作ってみたくなりました。
でも歌は歌えないんですよね。。
くどしゅん

ならボーカロイドで作曲をはじめてみたらどうだろう?
歌が歌えなくても歌を作るボカロPになれば君も立派なアーティストだよ。
参考までに筆者の曲を紹介しておくね。

 

 

Bメロ

 

印象

Weekday〜

? ? ? ? ? ? ? ?
昔を思い出す また始める

直そう〜

? ? ? ?
前と少し 違う

 

Bメロでは「昔を思い出す」といった印象が2小節あり、その後は明るさを取り戻し「また始まる」といった印象です。

大人になり、高校生時代を懐かしむも、また再びキャンプで盛り上がっていく感じです。

 

サビ手前では、「前と少し違う」といった印象となりました。

ここも登場人物たちが大人となり、高校時代とは違うキャンプができる感じを表現しているようです。

 

分析結果

 

Weekday〜

C#m F#m Bm C#m D
IIIm VIm IIm IIIm IV
昔を思い出す また始める
A Major Penta Bm Penta+T9

直そう〜

D/E C#sus4 C
IV/V IIIsus4 III
前と少し 違う

 

マイナーコードが2つ連続することと、Aメロで一旦盛り上がった感じが、一旦静かになるために「昔を思い出す」となったのだと思います。

しかしながら、ここからIIm−IIIm(これもマイナーですが)という進行はサビに向かってジャンプアップしていく進行であるために、「また始まる」となったのでしょう。

 

VとせずにIV/Vとするのはよくあります。ドミナントってわかり易すぎて、もうちょっとおしゃれな響きにしたいときとか使えます。

上に乗っているコードがIVであるために、アボイドがないというのもよく使われる所以かなと思います。

 

最後の「前と少し違う」は、IV/Vで終わらずにここで挿入されるIIIsus4-IIIです。

 

このコードは調の異なるサビに向かうためのドッペルコードですね。

調性外のコードですが、これがサビの頭への接続に最適なコードであることはサビを見るとわかります。

 

サビに向かってジャンプアップする感じ(子供→大人への成長)が「前と少し違う」という由来かなと思いました。

 

サビ

 

印象

Sun Is Coming Up〜

楽しい日々 めぐっていく

Sun Is Coming Up〜

楽しい毎日 続いていく 変化

さあ笑顔〜

少し切ないけど 生きていく

 

サビは「楽しい日々」という印象です。

 

この物語って、本当に登場人物が穏やかでやさしくて、かわいくて、安心するんですよね。

それは制作陣の人柄もみなそうなのでしょう。

 

とにかく安心する曲です。そしてその楽しい日々が「巡っていく」。「続いていく」。

 

この場を借りて制作陣にお願いしたいのは、これで終わりにせずにまた新しいアニメを作って欲しいということです。

 

大人になった彼女たちを描くことで、これでオシマイ感が強いんです。

 

それがサビの後半、9小節目で感じられます。だから「少し切ない」

だけども、時間は流れていくけども「生きていく」

 

このキャラクターたちとは一旦のお別れなのかもしれませんが、またいつか彼女たちの物語をアニメでみたい。

 

分析結果

 

Sun Is Coming Up〜

G♭ D♭/F E♭m D♭m.G♭ B G♭/B♭ A♭m D♭sus4.D♭
I V/VII VIm Vm.I IV I/III IIm Vsus4.V
楽しい日々 めぐっていく
A♭m penta+T9

Sun Is Coming Up〜

G♭ D♭/F E♭m D♭m.G♭ B Fm B♭sus4.B♭
I
V/VII VIm Vm.I IV VIIm IIIsus4.III
楽しい毎日 続いていく 変化
A♭m penta+T9

さあ笑顔〜

B D♭/B B♭m E♭m A♭m Bm D♭sus4
IV V/IV IIIm VIm IIm IVm Vsus4
少し切ないけど 生きていく
E♭m penta+T9 A♭m penta+T9

 

Key=G♭になります。

Bメロの終わりのコードがVの機能となるために、ここでなめらかに転調できています。

 

まさに子供から大人になった彼女たちのジャンプアップですね。

 

サビなので、王道のコード進行です。

ルートがDo-Ti-La-Solと下がっていく進行です。

 

2小節や6小節でD♭m-G♭となりD♭mは調性外コードですがここはBに向かうドミナント・モーションです。ここでコード一拍で変わるために「巡っていく」

 

4小節目と8小節目でコードが変わるために「変化」となりました。

 

「少し切ない」。ここは少しその前のB♭に引っ張られた印象であることがわかります。

もちろんここで一旦楽器が静かになることにも由来しますが、本来B♭からはE♭mに解決するのが自然です。

ですがここはBに偽終止しています。

 

これに引っ張られてそのような印象となったのでしょう。

 

最後の「生きていく」。はここにも少しほろ苦さを感じたからだと思うんですが、それは最後のIVmに由来するでしょう。

IVmもとっても切なさを感じさせるコードですから。

 

 

 

のおとさん
やっぱり楽曲を改めて聴いていたらもう一度観たくなっちゃいました。
くどしゅん
わかる!アニメや映画の曲と映像は、本当に総合芸術だよね!
心揺さぶってくれた方々に本当に感謝!

 

日本のアニメ、ドラマ、映画の見放題作品数No.1!!
31日間は完全無料で見放題!解約もいつでもできる!

マンガもラノベも小説も1つのアプリで楽しめるから、原作を読んでみたい方にもオススメ!

  • アニメ見放題作品数No.1!!
  • 無料トライアル期間中に解約すれば月額料金不要!
  • マンガもラノベも読める!!

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

  • 大人になった彼女たち
  • それでも再び集まる
  • 再びキャンプをする
  • できることも多くなったけど変わったこともある
  • それでも楽しい

 

といったこの映画で描きたい情景を見事に表現している楽曲だと思いました。

 

アニメでのゆるキャン△は一旦これでオシマイなのかもしれません。

それでもまたいつか、新作を見られる日が来ることを願っています。

 

 

くどしゅん
なんか大人になることでわかる侘び寂びみたいなものが、すっごく暖かく描かれていて、号泣じゃないんだけど、やさしい涙が流れる作品でした。制作者の皆様ありがとうございました。
最新情報をチェックしよう!