この記事は
- ゆるキャン△ SEASON2の主題歌が知りたい
- Seize The Dayの歌詞の意味が知りたい
方に向けて書いています。
ゆるキャン△ SEASON2
2021年1月クールで放送のTVアニメ「ゆるキャン△ SEASON2」。
個人的に一番楽しみにしていました。
筆者がアニメファンになるきっかけとなった作品で、
今でもシーズン１のサントラをよく外出時に聴いています。
主題歌の考察をやってみようと思い始めたのもこの作品からです。
新型コロナウイルスの外出自粛でアニメをよくみています。 ゆるキャン△について、アニメもドラマもみました。 （ドラマ版の部長カワイイ。。あとちくわもｗ） で、アニメ版のOPテーマソングのS[…]
シーズン１は、ジャクソン５の「I want you back」をモロに彷彿とさせながらも、
ウキウキさを前面に出したモータウンサウンドでしたが、今回はどんな曲なんでしょうか？
今日は歌詞について見ていきたいと思います。
※メロディーやコードについてはこちらの記事をどうぞ
この記事は TVアニメ「ゆるキャン△２期」OP曲が知りたい 「Seize The Day」のコードやアレンジの解説が読みたい 方に向けて書いています。 ゆるキャン△２期日OP「Seize The […]
主題歌「Seize The Day／亜咲花」
今回も主題歌を担当するのは亜咲花さん。
ライブ動画などを見ると、可愛らしいお顔からは想像できない歌唱力の持ち主です。
正直、今の日本のヒットチャート上位のアーティストより全然上手いです。
というのも、日本のヒットチャート上位は、作詞も作曲もアレンジもできなければならない戦場で、
歌のみを生業にしている人達ではないからだと推測しています。
一方アニソンは分業であることが多く、その分歌詞も、曲も、アレンジも、歌も質が高い傾向にあります。
そのあたりの考察はまた別の記事で書くとして。
亜咲花さんは、この前クールで志倉千代丸さんとのコンビで、「ひぐらしのなく頃に 業」の主題歌を担当されており、その歌のジャンルのギャップに驚きを隠せませんでしたｗ
しかし歌の表現力はとにかく半端ない。
エッジからスクリームちっくな歪みまで声帯を制御する能力が半端なく高いです。
話は戻り、今回ゆるキャン△ SEASON2 の主題歌は「Seize The Day」。
作詞・作曲は永塚健登さん、アレンジを立山秋航さんが担当されています。
永塚さんは、前回の主題歌「Shiny Days」の作詞を担当されており、
また立山さんもシーズン１の劇伴を担当された方です。
ゆるキャン△としては最強コンビですね。
（Shiny Days作曲の新田目翔さんがいないのが少し寂しい）
歌詞考察
まず、「Seize The Day」の意味ですが。
ググってみますと、
- その日をつかめ
- 今を生きる
weblio
というような意味合いの言葉のようです。
曲もマーヴィン・ゲイのようなやはりモータウンやソウルを彷彿させ、ブルースのテイストも入れたゴージャスな楽曲となっています。
（個人的には真心ブラザーズを思い出しました。）
それでは歌詞を見てみましょう。
Aメロ
※歌詞は著作権保護のため一部のみ引用します。
どこにいたって （中略） 世界は広がる
「Seize The Day」 作詞：永塚健登
前回のシーズン１で、ソロキャンパー志摩リンは「野外活動サークル」での集団キャンプに始めて参加し、楽しさを覚えます。
団体行動が苦手な志摩リンも、気持ちの持ちようでキャンプすることの幸せを、誰かと共有することができることを知りました。
幸せのかけらは至るところに転がっている。
怖がらずに手を伸ばしてみよう。
そう感じさせます。
同時に、今回は各務原なでしこもソロキャンデビューするような話になりそうで、そこにも言及した歌詞であることがわかります。
Bメロ
風がかがやき運んで （中略） 夢を見るには遅くない
「Seize The Day」 作詞：永塚健登
「何かをやってみよう。」
そう決意したときに、運命は動き出す。
そんなことを「大富豪からの手紙」の著者である本田健さんが著書の中で語っていました。
それと同じように、何を始めてみようと思った途端、自分の中の視野がひらけて、
これまでの世界とがらりと変わってキラキラして（decorate）みえることがあります。
夢を見るのはいつだって遅くない。
夢は自分の内面の変化を楽しむものだから。
サビ
Just always （中略） Sunrise is waiting for us
「Seize The Day」 作詞：永塚健登
いつでも笑顔で今を生きる。
その一言が伝わる歌詞です。
笑顔の力というのは、本当に大きいですし、このアニメの「キャンプの楽しさを伝える」という主題にかなっています。
笑顔でいるだけで、歌詞どおり「未来は明るく騒がしい」。
ひたすらポジティブです。
というのも、おそらくこの歌が作られたのは、現在のコロナ禍に書かれたものだからだと推測します。
2021年現在も収束しておらず、出口が見えない状況が続いている。
だからこそ、あえて「Sunrise is waiting for us」。
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落ちサビ
Just always （中略） My dream
「Seize The Day」 作詞：永塚健登
どんどんキャンプに夢中になっていく、なでしこの姿が想像できますね。
やはり、
「こんな暗いご時世だから、元気になれるようなものを作りたい」
「それがアニメーションだ」
という制作の強い思いを感じます。
先程紹介した「大富豪からの手紙」。
この本には、お金の稼ぎ方自体も書いてあるのですが、本質はよりよく生きるエッセンスが書かれた本です。
その中に、
「夢は実際に紙に書かないと実現しない」
という言葉があります。
この歌詞のように、あなたもやりたい夢を紙にあふれるほど書いてみませんか？
今はできないことかもしれませんが、紙に書くことで運命は動き始めますから。
心揺さぶってくれた方々に本当に感謝！
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大サビ
Smile and seize the day （中略） Sunrise is waiting for us
「Seize The Day」 作詞：永塚健登
歌詞リフレインです。
夢をあふれるほど書いてみると、少なからず「決意」が固まります。
あとはできることから動き出すだけ。
今はできないことでも、階段を少しずつ登れば誰にも到達できない場所へ行けるはず。
私達が日の出を待つんじゃない、迎えに行くんだ。
だから
「Sunrise is waiting for us」。
でも歌は歌えないんですよね。。
ならボーカロイドで作曲をはじめてみたらどうだろう？
歌が歌えなくても歌を作るボカロPになれば君も立派なアーティストだよ。
参考までに筆者の曲を紹介しておくね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
なんとなく、歌詞を分析しながら目頭が熱くなってしまいました。
制作陣はこのご時世でもなお、アニメーションの力を信じ、我々に希望をもたらす仕事をしてくれています。
自分もそんな仕事がしたい。
夢をみるには遅くない。
書ききれないほど書いてやろうじゃありませんか！
この曲およびアニメーションに携わる方すべてに感謝。
