ミックスでドラムが抜けない!NYコンプレッションで解決しよう

DTM

 

 

この記事はミキシング時にドラムが

  • ミックスで馴染まない
  • 抜けてこない
  • レベルオーバーしてしまう

などの悩みを抱えている方に向けて書いています。

 

ドラムのミキシング

 

すべてのレコーディングが終わってミックスの段階になって、いろいろやってみるのだけど、

 

ドラムが抜けてこない!

アタックのみが強調されて不自然!

音量を上げるとレベルオーバーしてしまう!

 

なんてことないですか?

音の存在感なので、リバーブなどでなんとかしてみようとするもうまくいかなかったり。

 

わかります。

そんなとき、NYコンプレッションをしてみるといいですよ!

 

NYコンプレッションとは?

 

DTMerではNYコンプレッションという名前が通っているようですが、正しくはニューヨークスタイルバスコンプのようです。

ニューヨークのエンジニアが上記問題を解決するために使ったテクニックですね。

 

仕組みは簡単です。

元のドラムをまとめたトラックを複製して、

 

トラック1:片方はコンプレッサーをかけない(Dry)

トラック2:片方はコンプレッサーを深めにかける(Wet)

 

この2トラックでバランスを調整するという技です。

 

NYコンプレッションの仕組み

 

こうすることで、なぜ抜けるドラムミックスができるか?

 

それは、ドラムの波形を見るとわかるのですが。

ドラムは、主に波形の頭が一番大きく、すぐ減衰する波形です。

 

このアタックを残しつつ、減衰する余韻を大きくしてあげればドラムの存在感が増すわけです。

つまり、上記でいえば

 

トラック1でドラムのアタックをキープし

トラック2でドラムの余韻を制御する

 

ということで存在感のあるドラムミックスができるわけです。

 

 

やってみよう

実際にはトラックを複製せずに、AUXにセンドしてバスコンプを行います。

 

ドラムトラックを作る

適当なリズムトラックを作ってみました。

 

 

Busにセンドする

続いてAUXトラックを作成しセンドします。

Sends(センド)のところをクリックし、Busに送りましょう。今回はBus1にセンドしました。

 

 

プリフェーダーに変更する

通常AUXトラックは、元々のトラックのフェーダーの影響を受けた後にセンドされます。

しかし今回は元トラックのフェーダーに影響されたくないので、センドトラックにはプリフェーダーでセンドします。

 

Bus1の右端をクリックして、Pre Fader(プリフェーダー)を選択します。

 

 

センド量を0dBにする

続いてセンド量を決めます。

元音をそのまま送りたいので、0dBに設定します。◎の部分をOption+クリックすることで0dBに設定できます。

 

Bus1にコンプレッサーを挿入する

続いて、Bus1にコンプレッサーを挿入します。

音の確認のため、元の音は鳴らないようフェーダーを下げておきましょう。

 

コンプレッサー設定

コンプレッサーの設定となります。

結構深めにかけます。

 

今回は画像のような設定となりました。

コンプレッサー設定
THRESHOLD : -25dB
RATIO : 8:1
ATTACK : 3.5ms
RELEASE : 10ms
AUTO GAIN : OFF

 

結構バッキバキにコンプが掛かっているのがわかると思います。

ブヨブヨしてますね。

 

 

元音と混ぜる

最後に2つのトラックのフェーダーを操作し、バランスをとります。

 

 

いかがでしょう。

原音より余韻のある、かつ前に出るパンチのある音に仕上がっていることがわかるでしょうか?

 

Wetだけのトラックだとコンプがかかりすぎて違和感のあるものであっても、元音と混ぜることにより自然になります。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今日はNYコンプレッションについてまとめてみました。

ドラムのミックスがうまくいかないときは、このNYコンプレッションですぐ解決できると思います。

 

もし、打ち込みドラムに納得がいかないのであれば、音源を買えてみるのもありです。

今なら物理モデリングのMODO Drumがおすすめです。

 

 

くどしゅん
バンドマンならやっぱ生ドラムだよね。

 

 

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