ジョゼと虎と魚たち主題歌「蒼のワルツ/Eve」メロディーコード分析

この記事は

  • 「蒼のワルツ/Eve」のコードが知りたい
  • どのように作られているか知りたい

方に向けて書いています。

 

 

劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」

 

こちらで、劇場アニメ「ジョゼと虎の魚たち」の主題歌である、「蒼のワルツ/Eve」について考察しました。

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私の中では実写版であるこの作品がなぜ今、アニメーション化したのかはわかりませんが、

アニメーション技術の発達により、海へ行けないジョゼが畳の部屋で想像する海の描写が素晴らしく、

 

同時期に公開された「鬼滅の刃 無限列車編」や「えんとつ町のプペル」に匹敵する名作であると感じました。

 

 

今回は、「蒼のワルツ/Eve」のメロディーとコードについて分析してみたいと思います。

 

 

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メロディー&コード分析

 

イントロ

 

印象

 

 

イントロの印象は、「動」と「静」が交互に入れ替わっていく様子を感じました。

これはコード進行というよりはリズムのアクセントによるものと推測されます。

 

分析結果

 

 

やはりコード進行ではなく、リズムアクセントでした。

ただし、リズムは同じなのにコードはそれぞれ違う進行をしていることが興味深いです。

 

 

ここから現代社会の複雑さというか、VUCAな社会を表現しようとしていると解釈することもできますね。

 

 

Aメロ

 

印象

 

Aメロは基本的に、イントロのコード進行を踏襲しています。

したがって印象も同じですので割愛します。

 

分析結果

 

 

コードもイントロと同じですので、メロディーをみてみますと。

 

1小節目を除き、マイナーペンタT9がメロディーに使われています。

つまり、キーであるE♭メジャー・スケール上のFa(A♭)とTi(D)の音も使われています。

 

この半音の動きがあることによって、繊細さを強調させたメロディーを作ることができます。

若者達の心の細やかな動きを表現しようとしているのではないでしょうか?

 

 

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記事を読んでいたら、もう一度観たくなってきてしまいました。
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Bメロ

 

印象

 

 

Aメロが長めにとられている分、Bメロは短くまとめられています。

ですがこの中に様々な印象を持ちました。

 

Aメロの動と静が入れ替わっておいくことに対し、Bメロでは一気に落ち着き、

「立ち止まる」「不穏」「動き出す」といった印象をもちました。

 

 

分析結果

 

 

Aメロのリズムアクセントから開放され、コード1小節単位で変わることで

「立ち止まる」という印象を持ったことがわかります。

 

そして、「不穏」。これはdimによるものでした。

ディミニッシュコードはそれ自体がとても怪しい響きがして、かつ半音上のマイナーコードに解決したがる性質があるので、

 

不安定な印象にもってこいのコードということですね。

 

その後は、VIm-IV/VII-Iとベース音が順次上昇する進行をして、「動き出す」を演出しています。

 

メロディーについても、前半はFa(A♭)の音が出てくるためマイナーペンタ+T9で繊細な動きをします。

ところが後半はE♭メジャーペンタの5音でダイナミックなメロディーとしています。

 

つまり、メロディーで動き出した印象をつけたい場合はメジャーペンタでダイナミックにするとよい。

ということになります。

 

 

サビ

 

印象

 

 

サビです。

前半の2小節は「階段を登る」-「切ない」といった印象をもちました。

その後「その理由の説明」を感じさせました。それが2回繰り返された後に。

 

「物語が動き出す。大団円へ向かう。」-「その答えは」といったイメージを持ちました。

 

分析結果

 

 

I-I/III-IVという、ベースの順次上昇が「階段を登る」の印象。

♭VIdimの不安定さ、どこかに解決したい動きが「切ない」の正体であることがわかります。

 

その後は「その理由の説明」としてオーソドックスな展開をするものの、

IVm-Vとすることで、「人生のほろ苦さ」みたいなものも出していることがわかります。

 

そしてまた再び「階段を登る」-「切ない」展開をしていきますが、

最後の締めに向かうために8小節目に#IVm7-5が使われているのがミソです。

 

その後のIVにスムースにつなげる役目と、「切なさの演出」としても機能している素晴らしい進行です。

そして9小節目以降は再び2拍ごとにコードを切替えて「物語が動き出す。大団円へ向かう」イメージを演出し、ツーファイブで「答えを出す」ことをイメージさせています。

 

一方メロディーです。

基本的にはE♭メジャーペンタでダイナミックに動いたり、

その後はマイナーペンタT9で繊細に動いたり。

 

まとめれば、E♭メジャー・スケールで作られているわけですが。

途中、G♭(Me)の音が出てくるのです。

 

この音の取り扱いに迷いました。

これはOfficial髭男dismの「Laughter」でも使われている音使いです。

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通常このような半音の動きをした場合はその1音下のマイナーペンタ+T9と解釈をするルールにしているのですが。

ここでは筆者は「ブルースのベンディング」として解釈することにしました。

 

G♭はKey=E♭のm3rdであるため、一時的にマイナーキーから音を借りてきたという解釈です。

Laughterの場合は、Le(♭13th)なのでどちらもマイナー・スケール上の音と解釈できます。

(もし違う解釈があったら教えてください。)

 

 

 

のおとさん
やっぱり楽曲を改めて聴いていたらもう一度観たくなっちゃいました。
くどしゅん
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心揺さぶってくれた方々に本当に感謝!

 

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回、初めてEveさんの楽曲を聴いて、分析してみました。

やはりこういった方には、描きたい描写に対し、適切なコード、メロディー、そして歌詞を乗せるセンスが優れていることを痛感いたします。

 

参考にさせていただきつつ、自分の作曲の肥やしにできるようしっかり消化したいと思いました。

 

この映画に関わるすべての方々に感謝。

 

 

くどしゅん
#IVm7-5はとても重要なコードなので要チェックです。

 

 

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