古見さんは、コミュ症です。ED「ヒカレイノチ/Kitri」メロディーコード分析

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  • 古見さんは、コミュ症です。のED曲が知りたい
  • 「ヒカレイノチ/Kitri」のコードが知りたい

方に向けて書いています。

 

古見さんは、コミュ症です。

 

2021年10月クールにて放送された、TVアニメ「古見さんは、コミュ症です。」。

毎度只野くんと古見さんのやりとりがむず痒く、かつプルプル震える古見さんがかわいくてみてしまいます。

あまりアニメを見ない人にもヒットしたようで、筆者の周りの人もみている方が多いアニメです。

 

前回はサイダーガールによるOP曲「シンデレラ」を分析しました。

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今回はED曲についてみていきたいと思います。

 

 

ED曲「ヒカレイノチ/kitri」

 

ED曲を担当するのはKitriさんで、タイトルは「ヒカレイノチ 」。

恥ずかしながら初めて知る方です。

 

 

ヘッドボイスベースで歌う感じは、ゆるキャン△のED曲を歌う佐々木恵梨さんを彷彿とさせますね。

Wikipediaによりますと、Kitriというのは女性2名のユニット名で、ピアノの連弾を行うユニットのようですね。

 

大橋トリオさんの大ファンでかつ、トリオさんによって見出された方々なのだそうです。

大好きなアーティスト自身に発掘してもらうなんて、夢見たいな人生です。。

 

では、早速楽曲をみていきましょう。

 

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メロディー&コード分析

 

イントロ

 

印象

 

 

イントロは、なんというか「穏やかな風」をイメージさせるピアノです。

PVのように、なんとなく放課後感もありますね。

 

3小節目からは「自転車に乗る」ような印象となって、「キラキラする」イメージから歌に突入します。

 

のおとさん
なぜ印象を確認するのですか?
くどしゅん
音楽は感情がすべてだからだよ。心がどのように動いたか。
どんなふうに感じたかを書き留めておくことはとても重要なんだよ。

 

 

分析結果

 

 

このピアノフレーズ、とても好きです。

サステインペダルを踏んでないようなサウンド。

「自転車に乗る」ようなイメージとなったのは、3小節目で入る金属音のせいでしょうね。

 

Key=Bで、筆者の耳が間違っていなければI/IVという分数コードで始まっていると思います。

I-I-VIm-IVというシンプルなコードをI/IV-I/III-VIm-IVというふうにアレンジしている感じです。

 

 

Aメロ

 

印象

 

 

Aメロは7小節という変則パターンです。ですが自然に聴こえますね。

冒頭は「ゆっくり歩く」ようなイメージですが、4小節目で「アンニュイ」な感じになります。

 

その後の3小節は「動き出す」ような印象となりました。

 

分析結果

 

 

コードはルート音がDo-Ti-Laと下降していく王道パターンですね。そのあたりが「ゆっくり歩く」の由来でしょう。

そして4小節目で出てくる「アンニュイ」感は♭VIでした。

このコードは短調由来のコードでDo-Ti-LaときたところにSolと進まずにLaの半音下であるLeとすることで独特の雰囲気を出しています。

 

もっというと、その後に続くコードがI/Vなのでここも含めて下降進行しているといえます。

なお、ここからコードの切り替わりが倍テンするために「動き出す」という印象になったのでしょう。

 

メロディーは、この穏やかな感じを表現するためか、メジャーペンタではなくマイナーペンタ+T9で半音の動きを入れた繊細なメロとなっています。

 

 

Bメロ

 

印象

 

 

Bメロは「穏やかなウキウキ」みたいな印象となりました。

それが5小節目で「ひと段落して」、7小節目からサビに向かって「新しく始まる予感」を感じさせてサビに入ります。

 

 

分析結果

 

 

なんですかねー。この独特のウキウキ感。ドラムが4つ打ちだからですかね。

ちょっとカントリーっぽくなるからでしょうか。松任谷由美の「やさしさに包まれたなら」を彷彿とするのは筆者だけでしょうか。

 

KeyはここからDに転調しています。

5度圏からするとBとはわりと離れた調ですが、自然に転調しています。

Bの同主調であるBmとするとDは平行調になるので、自然に聞こえるのでしょうね。

 

「ひと段落して」の由来はベースのうち伸ばしによるものと解釈しました。それまでベースはシンコぺリズムだったものがここでうち伸ばしになるためです。

 

コード進行として目新しいものはとくになさそうです。

しいていうならば8小節目の♭VIIでしょうか。これも短調由来のコードでよく使われます。

 

メロディーはやはりここでもマイナーペンタ+T9で繊細に奏でられています。

ですが、臨時記号が必要な音は使われておらず、シンプルにDメジャースケール上の音を配置しています。

 

 

サビ

 

印象

 

 

サビです。

もう聞いただけでコード進行も全部わかります。

 

したがって、「王道」という印象となりました。

でも、それはあくまで製作側の印象ですよね。。純粋に音楽を楽しむ方は歌詞うあ歌声を抜きにしてこのサビを聴いてどのような印象になるでしょうか?

青春特有の「甘酸っぱさ」でしょうか。「胸が締め付けられるような感情」でしょうか。「懐かしさ」でしょうか。

 

また、後半では王道から外れ曲の終わりに向かって、「変化」をしていきます。

 

 

分析結果

 

 

 

I-V/VII-VIm-Vという超王道進行です。

王道だけにたくさんの名曲でこのコード進行は見ます。

 

目新しいコード進行ではないからこそ、耳に馴染むし、歌詞や映像で独自の描きたいものを表現できる進行でもあります。

しいていうなら、12小節目からのAm-D-G-F#-Bmが展開どころという感じです。

 

Gに向かうドミナントモーションということでVm-I-IVという動きをして、

さらにBmに向かうドミナントモーションということでIII-VImですね。

 

メロディーもやはりマイナーペンタ+T9で繊細な動きです。

コードは王道ですが、メロで半音の動きがあるため切なさが出ます。

 

しかし、最後はDメジャーペンタで明るく終わるという構成です。

前述したVm-I-IVやIII-VImのところは、調性外の臨時記号がよく使われるメロとなりがちですが、

 

この歌はそこも臨時記号なしでストレートに構成されていました。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

やさしく穏やかで、この物語のようにほんわかする曲ですね。

OP曲とはタッチが違いますが、どちらも制作サイドの愛を感じる歌です。

 

とてつもない欠点を持った主人公だからこそ、日常の大切さが浮き彫りになる良作です。

このアニメに携わるすべての方に感謝。

 

くどしゅん
今回からアイコンを変えます。

 

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