この記事は
- DTMで便利グッズが知りたい
- 買ってよかったプラグインなどが知りたい
方に向けて書いています。
DTMはこれがあると便利!買ってよかったアイテム
昨年、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響で、多くの方が在宅勤務となりました。
かくいう筆者も、緊急事態宣言中は一切職場にいくことはなく、すべて在宅で業務をこなしていたために、
削減された通勤時間で20曲以上の曲を作り上げることができました。
(人生で始めてサラリーマンになってよかったと思った)
その一年間で、DTMで作曲をするにあたって、持っておいてよかったなぁというアイテムについてご紹介します。
audio technica / ATH-EP1000IR 赤外線ワイヤレスヘッドホン
もう本当にこれは買ってよかったです。
作曲をするにはやはりスピーカーやヘッドホンが必要になるんですが。
どうしてもコードが邪魔なんです。ストレスなんです。
鍵盤で打ち込むときにそこまでストレスは感じないでしょうが、Rec時にはギターやらマイクやらで回りはワイヤーだらけになるのです。
Bluetoothにすればよいではないか?とも思うかもしれませんが、
Bluetoothは音楽鑑賞用に音が飛ばないようバッファを設けているため、レイテンシーが激しく、作曲や演奏には不向きです。
そんなときであったのがこいつでした。
赤外線式によるワイヤレスイヤホンです。
極限までレイテンシーが抑えられているので違和感も全くありません。
録り音はワイヤードなので影響がありませんし、休憩中換気扇の下タバコ吸いながら音源チェックしたい場合にも、外す必要がないのです。
ワイヤードのほうが音がいいのはもちろんですが、今では
- Sony MDR-CD900ST
- AKG K701
をおさえてうちのメインヘッドホンになりました。
詳しいレビュー記事は別途記事にしています。
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作曲効率を上げたければ絶対にオススメです。
初音ミクNT
いやあまさかこんなにがっつりボカロPになるつもりはなかったんです。
なんですがコロナによってすべてのバンドが解散。
筆者はギターがメインであるためVoは女性という妙なこだわりがあったんですよね。
それでどうしようかと思って見つけたのがたまたま初音ミクNTだったのです。
今ではSynthesizer Vという選択もできるのですが、そのときの最新が初音ミクNTだけだったんですよね。
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でやってみたらびっくり。
鼻歌が、初音ミクNTの承認されて歌になる。
この感動にすっかりはまってしまいました。
外部に委託した女性ボーカルではきっと2週間の締め切りには間に合わないでしょう。
でも彼女ならば、2週間で一曲完パケも夢じゃない。。
そしてできたアルバムが、「TRUE Colors」、「不透明人間」でした。
彼女に会って夢が広がったのは事実です。
詳しいレビュー記事はこちらになります。
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FabFilter Pro-Q3
EQなんかに、有料のプラグインを買うつもりなかったんですが。
数万円しますがこのEQは導入してよかったです。
それまでは、面倒だからLogic標準のEQ使っていたんです。
それでも問題はなかったんですが。
- なによりPro-Q3のほうが効きがいいこと
- バンド数に制限がないこと
- ダイナミックEQにできること
この点がさすが有料プラグインというところ。
特に上記の初音ミクNTの場合、800Hz-1kHzあたりが耳についたり、
ディエッサーをかましても5kHzがたまに耳をつんざくときがあるのでダイナミックEQは重宝しています。
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最近は、Pro-Q3(ミックス用)ーコンプーPro-Q3(ピーク用)と段掛けするのが標準となっています。
SSD5
ドラム音源だとたぶんBFD3やSUPERIOR DRUMMER 3を使う方が多いと思うんです。
でも僕はこれを選んだ。
とくにチューニングする必要もなくいい音だから。
もちろんミックスでしっかりEQとコンプはかけるんでだけど。
作曲の段階でいい音でできるのがよいです。
MIDIのリズムパターンも豊富なのがよいです。
上記に張ったアルバムは、ほとんどSSD5のグループで作っています。
難点があるとすれば、Rock系の音が多く、音色のバリエーションが少ないところでしょうか。
アルバムを聴いているともうちょっとバリエーション豊かなドラムにすればよかったと今は思っています。
iZotope Ozone
言わずと知れた業界標準のマスタリングプラグインです。
上にあげました音源はすべてOzoneにてマスタリングしています。
もう本当に便利で
- 音圧は簡単に上げられる
- EQやコンプ もMS処理可能
- 音源比較、左右比較もカンタン
- AIで自動マスタリング
なのでとくに筆者のような二週間で完パケを目指しているときに本当に便利なのです。
2週間作曲で、ミキシングにかけられる時間はせいぜい6時間程度ですから。
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ただ、筆者の場合は一度AIで自動マスタリングさせてから、すべてのパラメータを見直します。
例えば、AI判定の結果ダイナミックEQで200Hzや300Hzが抑えられた場合、まだミキシングで団子になっているということですから。
最終的にリファレンス曲を読みこませて、帯域絞って比較なんかもすごく簡単にできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
筆者的に、DTM系のアイテムで買ってよかったアイテム
- audio technica / ATH-EP1000IR
- 初音ミクNT
- FabFilter Pro-Q3
- SSD5
- iZotope Ozone
でした。
正直、MacがあってLogicがあってIFがあったならば、あとはもうこれだけあれば何もいらないんじゃないかと思います。
DTM机はやっぱりシンプルなほうがいい。
モーターフェーダーとか欲しいときもありますけどね。